「君が夏を走らせる」瀬尾まいこ

今日の群馬は晴れ。
風が強く　気温もあまり上がりませんでした。
これが　過ごしやすい気温なのかもしれません。

さて　瀬尾まいこの「君が夏を走らせる」を読みました。

君が夏を走らせる（新潮文庫） 瀬尾まいこ 新潮社

「どういうことっすか？」
あまりに驚いて高校生の大田はとまどっていた。
三歳上の高校の中武先輩に　バイトを頼みたいと言われてきたのだ。
すると1歳くらいの赤ちゃん　鈴香（先輩の娘）の面倒を1か月見てほしいと頼まれたのだ。

赤ちゃんの世話なんて　無理に決まっていると思い
なんとか断ろうとするが　
しっかりした先輩の奥さんからも
明日から入院するけれども頼める人は　大田さんしかいないと
すがられてしまう。

大田は　奥さんに書いてもらった　鈴香の世話の仕方や
現在の様子などを頼りに　仕方なく　鈴香の面倒を見始めるが・・・



去年　図書室常連だった子におすすめされて　図書室に入れた本です。

文庫だし　小学生読むかな？と思いつつ入れたものですが
やはり　何回か借りられた後　残っていることが多くなりました。

子供たちにすすめるために　自分でまず読んでみようと思いました。

高校生　しかも金髪ピアス　進学した高校に失望し
ろくに顔をださないような
すべてに　やる気のない大田。

まずは　鈴香の絶対に泣き止まない攻撃を受ける。
どうすりゃいいの？と思いながらも　
先輩と奥さんに頼まれたからと　なんとか機嫌を取ろうとするも撃沈。
この日は　心配して　昼過ぎに仕事を早帰りしてくれた先輩に
二人とも　疲れ果てて眠っているところを発見される。（笑）

いきなり親から引き離されたら　そりゃあ赤ちゃんも泣くよね。
無謀ともいえる大田の子育て。
如何に。


かなり面白かったです。
さすがおすすめの本。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
決して逃げ出さない大田に拍手！

私も　しっかりと子供たちにおすすめできそうです。
瀬尾さんの本は何冊か読んだことはあるのですが
なにせ鶏頭ゆえに何も思い出せないので
また　少しずつ読んでみようかなと思っています。

昨日の鉄塔！