まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「よって件のごとし」宮部みゆき

2022-09-03 07:36:12 | 読書のすすめ
今日の群馬は曇り☁️
ずっと青空を見ていない気もします。

さて 宮部みゆきの「よって件のごとし」を読みました。



三島屋変調百物語8巻です。

江戸神田三島町にある袋物屋の黒白の間という客間に人を招き
聞き手一人 語り手一人の百物語。

「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」
その場限りの百物語を聞いているのは
次男坊の富次郎。
もともとは 不幸に見舞われた姪のおちかのために
開かれていたものだった。

賽子と虻
土鍋女房
よって件のごとし

中編三編。

どれも業を感じる怪奇物語でした。
そこそこ分厚いですが 
続きが気になってページをめくれば
あっという間です。

おすすめです。

いつかの紅白鉄塔!






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