まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「お探し物は図書室まで」青山美智子

2021-04-28 17:48:56 | 読書のすすめ
今日の群馬は曇り。
朝 学校に着いたら
結構雨がぱらついていました。( ;∀;)

さて 青山美智子の「お探し物は図書室まで」を読みました。



「エデン」楽園という名がついた総合スーパー。
衣料品部門で レジ打ちと接客をしている藤木朋香。
彼女がエデンに就職した理由は一つ。
内定をくれたのエデンだけだったからだ。
このまま この店舗で年を取っていくのかなと
もやもやする毎日。
転職を考えた時 パソコンスキルがあった方がと思い
自分が住んでいる羽鳥区の「羽鳥コミュニティハウス」を知る。
小学校に隣接した建物で 様々な講座が開設されているらしい。

パソコン教室で 同じコミュニティ内に図書室があることを教えてもらう。
そこで スーパー司書 小町さんに出会う。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°


この本は 本屋大賞で2位を受賞した作品です。

結論から言っていいですか?
私は図書館で 待ち列に並んで借りたのです。

すごーーーく 気に入ったので
今日 本を買いました。(順番逆?いやこれが まんじゅう流)

とても 良かった。
自分が司書だからというのを差し引いても
とても 良かった。(語彙!!!💦)

この本は 五つの短編で構成されており
後から考えると その五つの登場人物が
スーパー司書小町さんを中心に 少しずつ関係があります。

どの話も 胸アツなのですが
第五章 正雄さんの章。
正雄さんは 定年退職後
自分の身の置きどころに悩む日々なのです。

最後は 涙がこみ上げてきました。
私も 子供たちにとって 小町さんみたいな存在になりたいなあ。

もう絶対おすすめです。✨
ぜひご一読くださいませ。

青山さんははじめましての作家さんなので
読んでいない本がたくさんあり 今から少しずつ読むのが楽しみです。

近所のツツジ?

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