まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「この春、とうに死んでいるあなたを探して」榎田ユウリ

2018-06-21 20:48:33 | 読書のすすめ
今日は梅雨の晴れ間かな?
今年は梅雨明けが早くて猛暑の予報らしい。
群馬の暑さだけは無くならないかと思う。(//∇//)

さて 榎田ユウリの「この春、とうに死んでいるあなたを探して」を読みました。

この春、とうに死んでるあなたを探して (単行本)
榎田 ユウリ
筑摩書房


榎田さん 「宮廷神官物語」も最近 角川から再出版されています。
こちらもおすすめです。
私もこの機会にもう一回読みたいから買おうかな?
(あ。3巻まで買っちゃった。頼むから全巻出版して(//∇//))

さて「この春、とうに死んでいるあなたを探して」ですが


親の転勤が多くて あちこちを転々としてきた島谷弼(たすく)。
中学時代を過ごした雨森に引っ越してくる。
そこは かつて 「ハナヂ」という不名誉なあだ名をつけられた場所。
しかし早速 そのあだ名をつけた張本人の小日向や邑、花川らの同級生に再会する。
花川は 島谷が引っ越してから事故で亡くなった文月先生の死に関する脅迫状のようなものを受け取っていた。
文月先生が好きだった小日向に巻き込まれて
弼は文月先生の死の真相をさぐるようになるが・・・

榎田さんは私の好きな作家さんの一人ですが
[死」というのにちょっと変わった視点を持つ方で
それが榎田さんのこれまでの人生によるものなのか
それとも榎田さんの作家としてのテーマなのか分かりませんが
読むほうは 結構揺さぶられます。
今回もいろいろな死を目の当たりにさせられます。

死神シリーズ?も 出版されると言う噂なので
それも楽しみにしたいと思います。

いがぐりおは 暑い夏好き?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
人気ブログランキングへ
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「弥栄の烏」阿部智里 | トップ | 邂逅キャラ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (maki)
2018-06-21 21:09:42
榎田ユウリさんって、死神を書かれた方でしたよね。
一気に読んだのでしっかり覚えています。
この方の作品だったらぜひ読みたいです。なんだかワクワクします。
返信する
makiさんへ (まんじゅう)
2018-06-26 23:29:18
こんばんは。

そうです。死神の人(?)です。^ ^
結局同じ人がずっと昔に書いた宮廷神官物語の復刻も買い始めてしまいました。
こちらはライトノベルっぽいですが、
登場人物がキラキラしていて良いです。
機会があったら是非!
返信する

読書のすすめ」カテゴリの最新記事