まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「ATARU劇場版」

2013-09-26 21:48:01 | 映画
今日は涼しかったですね。
というより 風が強くて 日中でも半袖では肌寒かった。
今夜は相当冷え込む模様。
どちらさまも 暖かくしてお休みください。

思いがけない公休日。
一日グダグダダラダラしようかなあと 思っていたのですが
気を取り直して 劇場版「ATARU」を観に行きました。

「ATARU」は 昨年の4月からTBS系の日曜劇場で放映されたドラマです。

サヴァン症候群である主人公アタル(中居正広)は 自閉症であり人と適切なコミュニケーションを取ることができない。
しかし 一方で卓越した記憶力と情報処理能力および推理力を持っていた。

アタルの両親が アタルの扱いと世間との確執に疲れ果てていた時 
CIAのラリー井上(村上弘明)が アタルをスカウトする。
アタルは CIAのSPBプログラム(サヴァン症候群を活用する試験的なプロジェクト)によって 
膨大な情報を記憶に刻まれるが 持ち前の推力を発揮できない。
十数年ぶりに日本に連れてこれらたアタルは ラリーとはぐれた先で 刑事蛯名 舞子(栗山千明)に出会う。
舞子と一緒に行動しながら アタルは「捨て山(警察捜査の対象外の事件)」をその卓越した能力で次々と解決していく。


ジャンルとしてはミステリーなんでしょうが・・・
アタルが卓越した能力で解決する事件の謎なんぞ 鶏頭な自分に理解できるわけもなく
「あら すごい」
以外の感想が湧かない。

でも 栗山千明や北村一輝をはじめとするキャラクターがいい。
特に アタルを暖かく包み込む栗山千明のコミカルで男くさく それでいて柔らかな様子は見ていてホッとする。
そして アタルを見捨てる形でラリーに預けることになった家族との関係や舞子の母の死の真相も見所でした。

多分 中居正広の演技もいいんだろうけど 私はこの人の酷薄な感じが本当に苦手。
この役では 繊細かつ純粋なアタルを演じているので ぎりぎり我慢できるんですが・・・

そして劇場版の要は かつてアタルと一緒にSPBのプログラム下にいたことのあるサヴァン症候群のマドカ(堀北真希)。
劇場版は 舞子の活躍がちょっと少なくてそこはがっかりだっただけれど 
その分 マドカがすごかった。

笑うと怖いんですけど 基本的に美しすぎるやろ~
その選ばれた才能を犯罪のみに発揮するマドカ。

作中でその生い立ちが明らかになっていくにつれ 
「子供がこんなつらい思いをするなんて」と同情する心理も生まれるわけですが
もちろん彼女の犯罪が正当化されるわけではない。

劇場版面白かったです。
涙もろいので 結構泣かされちゃいました。
正規料金1800円取られても 「返してよ!」というような出来ではなかったです。
けどね すごく疑問に思うの。

テレビドラマの決着はテレビでつけませんか
多分 テレビより予算が使えるとか 大がかりにできるとか 儲かる?とか いろいろ事情はあるんでしょうが
ちょっと話題になると すぐ劇場版・・・

あなたたち テレビドラマでしょ? 

なんだかなあ・・・

久々です。「踊る大捜査線」以来かな?
ドラマの劇場版観に行ったのは。

なんでも劇場版にする姿勢に 釈然としないのですよね。

だから この「ATARU」も面白いだろうなあとは思ったけれど すごく観に行くのを迷ったんです。
映画を観に行くの好きなんです。
テレビより臨場感があるし 一緒に見る人たちとの一体感もあります。

でもね・・・ちょっと考えてほしい気がする。

いがぐりおは テレビドラマ→劇場版ルートどう思う?^^;
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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