まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「盤上の向日葵」柚月裕子

2018-09-04 22:05:08 | 読書のすすめ
今日は台風えらいことになっていますね。
皆さま大丈夫でしたか?
会津も夜になって 風がすごくなってきました。

さて 柚木裕子の「盤上の向日葵」を読みました。

盤上の向日葵
柚月 裕子
中央公論新社


2018年の本屋大賞で2位になった作品です。

柚月さんは前から気になっていた作家さんですが 多分読むのは初めてです。

プロ棋士を目指し奨励会に入って10年間頑張っていたことがある佐野は
先輩刑事で性格が合わなそうな石破と一緒に山形の天童に向かっていた。
そこでは プロ棋士の養成機関である 奨励会を経ずに
実業界から転身してプロ棋士となった上条桂助と
名人になるために生まれてきた男と呼ばれる若き天才 壬生芳樹の最終決戦が行われようとしていた。

二人の刑事が追っているのは 発見された遺体が保持していた特別な将棋の駒の行方である。
その駒は 初代菊水月作の名品で 日本に数えるほどしか現存せず 数百万の価値がある駒である。
そんな駒がなぜ殺された被害者が持たされていたのか。

話は 桂助の少年時代に戻ったり 現在の対戦に戻ったりしながら進んでいく。


面白くて先が気になって 昨日は2時過ぎまで読んでしまいました。
結構ボリュームがある本なのですが 一気でした。

おすすめです。

いがぐりおは将棋のルール知ってる?
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コメント (2)
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