まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

藤木 稟「バチカン奇跡調査官」

2017-10-03 20:17:12 | 愛車
今日は ひさびさに暑かったですね。
治りかけの汗もが またひどくなってしまった。TT

さて 最近 はまっているものが二つある。

一つは 夏から放映句中のアニメだった「バチカン奇跡調査官」の原作本。
現在角川ホラー文庫から 16巻まで出ている。

バチカン奇跡調査官 黒の学院 (角川ホラー文庫)
THORES柴本
角川書店(角川グループパブリッシング)


バチカン奇跡調査官 二十七頭の象 (角川ホラー文庫)
藤木 稟
KADOKAWA


そもそもアニメは 多分ミステリーにもかかわらず
事件の序盤は じっくりとやって 

「え~なになに?どうなるの?」
と期待させておき 何故だか ミステリーの回収が甘い。

は?というくらい納得がいかない。

そこで 原作本を読んでみたら これが面白い。
アニメや漫画になっているので てっきりライトノベルかと思いきや
本格派ミステリー。

そしてカトリックを始めるとする歴史が濃ーく描かれている。

大筋は バチカンに申請された奇跡を認定するために ロベルト神父と平賀神父が
毎回 世界各国へ赴き 結果的に奇跡でないことを証明すると言った内容。

ロベルト神父は民俗学と暗号解析および語学や古文書のスペシャリスト。
平賀神父は医学をはじめとする科学に精通する科学者。

およそ神父らしくない二人が なぜだか所業はやっぱり神父。
そうだよなあ。21世紀にもなれば神父も変わるよなあと感心。

もちろん バチカンにそんな部署?あるのかも 物語のどこまでがフィクションで
どこは ノンフィクションなのかも 鶏頭なわたしにはよくわからない。

14巻では 何故だか両神父が、休暇中に豪華客船に乗る羽目になり
そこでモーゼの十戒よろしく海中から巨大な十字架が出現。

バチカン奇跡調査官 楽園の十字架 (角川ホラー文庫)
藤木 稟
KADOKAWA


もしかしてあれか?
作者の藤木さんは みちのく温泉殺人事件とかの世界版の方向に持っていきたいのか?
とも思うけれど。。。

毎巻お話が練られていて興味深いです。


ところで奇跡調査に派遣される度に 奇跡でないことを証明してしまうふたりだったが
灯台下暗しで 身近な人物に普通に尋常じゃないことが起こってたりする。
(奇跡とも違う気がするが・・・)

登場人物設定がよくできていて 引きこまれます。

ところで普段浮世離れしたおっとりさんな平賀が 
とりつかれたように 科学的推理について暴露するシーンは圧巻です。

毎回 

大丈夫か・・・・平賀・・・おーーーい。戻ってこーーい。^^;

となります。

そして 食事を取ることに消極的な平賀のためにロベルトが作る料理が 超美味しそう。
結婚するならロベルト(だから神父だって?・・・^^;)


そんなバチカン奇跡調査官、オススメです。

ホラー文庫から出ていますが ほぼホラーではない気もする。^^;
まあ 毎回おどろおどろしいですが・・

あと2巻で読み終わってしまうとなると 17巻が出る来春まで
バチカン奇跡調査官ロスになりそう。

と 思って 始めてはまってしまった アナデン。
もうアナデン中毒者(ご存知の方からは え~今?というつっ込みが入りそうですが)
詳しくは また次回にでも!

いがぐりおは バチカン行ったことある?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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コメント (2)
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