まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「ばけたま長屋」輪渡颯介

2015-01-27 06:21:34 | 読書のすすめ
昨日は 一昨日に続いて風もなく穏やかだった気がします。

さて 輪渡颯介の「ばけたま長屋」を読みました。

ばけたま長屋
輪渡 颯介
KADOKAWA/角川書店



輪渡さんの最新作にして 新シリーズなのかな?

浅草元街鳥越町の一角、八百屋と糸屋の間の路地先にある裏店の人部屋に住む弦次。
独り者で居職の指物師。
この長屋に移り住んだのは、ようやく年季を終え、お礼奉公も終え独立したからだ。
この長屋はともかく家賃が安く、仕事に熱中できる静けさがあったからである。

ここに住む住人を何人も教えられたが、見かけるのはいつも
「どうやって食べてるんだ?」と思うフラフラしてしゅっちゅう酔っ払っている三五郎のみ。
しかし、大家の半右衛門は優しくしてくれるし・・・・と思っていたら。

お化け幽霊が大嫌いの弦次が、お化け長屋に住んでしまう。
そして”見ない男”三五郎と幽霊を見たい絵師、朔天と一緒に幽霊探索する物語。

長屋の幽霊から始まって
煙管師の幽霊、
縁遠い娘の話など4話。

相変わらず怖い。
輪渡さんは幽霊書かせとくと本当に生き生きしてるなあと、こっちまで嬉しくなる。

にしても、どんどん新シリーズを展開するということは もしかして別のシリーズは終わりってことなのかな?
それがちょっとさびしいです。

いがぐりおは お化け好き?
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