まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「八日目の蝉」

2012-07-27 21:33:24 | ドラマ
今日は おいおいおい・・・っていうくらいの暑さでした。
館林37.9℃。伊勢崎37.8℃。熊谷37.8℃。
どこからも近い我が家は 多分・・・
やってきました。暑すぎる夏。

さて ドラマ「八日目の蝉」。
今年の春 偶然 BSで再放送をしていて 見ました。

壇れいが 主役の野々宮希和子の母性を見事に演じていました。

ご存じない方のために 簡単にご説明しますと

野々宮希和子は 妻ある男性を愛し 身ごもった子を堕胎することになります。
傷ついた彼女に 男性の妻は ひどい言葉を浴びせかけ
朦朧とした彼女は 二人の赤ちゃんに喪った自分の子を重ね合わせ 誘拐してしまいます。
そして赤ちゃんをわが子として育てながら 逃亡生活をすることになります。

常に追われることに怯えながら 希和子は 薫(本名 恵理菜)に 深い愛を注ぎますが
二人のささやかな幸せの時間は 長くは続かないのでした。


希和子のしたこと(赤ちゃんを誘拐し 自分の子とし逃げていること)が
どんな事情があろうと決して許されないことだとは 分かっています。
実際 薫は人生を狂わされ 実の両親との間に深い溝をもってしまいます。
でも薫を愛し 偽りとはいえささやかな幸せをつむごうとする姿には 完敗。

有名な話なので結末も知っているのに それでも
「逃げて・・・お願い。二人を引き裂かないで。
と 壇れいを 必死に応援し 最後のシーンでは号泣してしまいました。

壇れい。ほんとうに不思議な女優さんです。
見た目はただの清楚な美人なんですが
役を演じさせると もうともかく感情移入させるすごいパワーがあります。 

ドラマ「八日目の蝉」お勧めです。


映画もヒットしたので ご覧になった方も多いかと思います。
この映画を今日見ましたが 薫(恵理菜)の成長後を井上真央が 希和子を永作詠美が演じ
どちらも高い評価を受けていますね。
こちらは 希和子視点のドラマと違って 薫視点なので 
基本は同じストーリーなのですが
全く違う仕上がりとなっていました。

同じ原作でも 主役が違うと こんな異なった感じになるんだなあと感心してしまいます。

映画も併せてお勧めです。

今回この記事を書くために いろいろ調べていたら
原作が一番お勧めと言う声も聞こえてきたので 是非読んでみたいと思います。
こちらの感想は またの機会に。
 
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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