5月23日 母の日

今年の母の日、私は司書科目試験の日で朝早くから受験に行っていました。
昼ごろ、家に帰ってくると、夫と娘からプレゼントと手紙を渡されました。

娘の手紙の一部です。

いつもありがとう！
・支えてくれて
・はげましてくれて
・ほめてくれて
・好きでいてくれて
・ケンカをさせてくれて
・おこってくれて
・笑ってくれて
・助けてくれて　などなど
本当に感謝しています。

思わず、涙しました。
今も読み返したら泣いちゃいました。

初産だったせいもあってか、娘は安産ではありませんでした。
娘が生まれる前日、かなりの大雪となり
陣痛が始まった私を夫は早めに病院に連れて行ってくれました。
病院に着くまで、大雪の中を必死に移動したので
私は軽いパニックになってしまい、
練習した呼吸法も痛みを逃す方法もすべて頭から抜け落ちてしまいました。
それから苦しむこと一日、ようやく娘は生まれました。

無事生まれたことに安堵しつつもお産に疲れ果てて
ふとちょっと離れたところにいる娘を見ると
小さな小さな瞳でじいっとこちらを見ています。
看護婦さんや助産婦さんが片付けに忙しく働いている中で
確かに私をじいっと見つめていたのです。

そんなはずないだろうと言われるかもしれません。
でも、確かに私たちは目があったのでした。
どれくらいの間か私たちは見つめあっていました。
自分の内側から娘への愛情があふれていくのを感じました。

自我形成真っ最中の娘と赤点すれすれのダメ母の私は
ほぼ毎日のようにケンカになります。

でもね、

生まれてきてくれてありがとう。
あなたがいてくれるだけで私は幸せだよ。