5月21日 我が家の姫君

私には、中学2年生の娘がいます。
最近娘が心の底から悟ったことは、
「地震、かみなり、火事、おやじ」が
事実だということだそうです。
私の住んでいる地域では、東日本大震災の被害はそれほど
大きくはなかったのですが、揺れと継続時間はかなりのものでした。
また、様々な報道を見るにあたって娘なりに重く真摯に受け止めているようです。

話はがらりと変わって・・・
ある日、娘は学校に「くるぶしソックス」を履いていきました。
テニスのとき履いたりする、丈がくるぶしまでしかないソックスです。
私の住んでいる市内の中学校では、くるぶしソックスが禁止されている学校もあります。
娘の学校は、娘が言うには、「禁止されてないもん」だそうです。

「運動部の子はみんな履いているもん」が言い分ですが、「あんた、運動部じゃないだろ！！」

中１のときから先生よりも親よりも部活の先輩が怖い娘たち。
中１のときはくるぶしソックスを履くなんて夢また夢でした。
中２になって後輩も入ってきて、挑戦する気になったみたいです。
しかし、帰りに自転車置き場でなんと先輩達に会ってしまった。
長ズボンのジャージに隠されているくるぶしソックスが自転車をこぐと見えてしまう！！
と思った娘とその友人は、先輩が見えなくなるまで、かなりの距離ずっと、自転車を押して歩いていったそうな・・・
あほだ・・・・
おいおい。そっちのほうが不自然だろ！と思うんですが。
というより、見えたら困るんだったら履いていかなきゃいいだろと思うんですが・・・
事実、娘の仲良い友達のうち何人かは先輩が部活を引退したら履くと言っているそうです。
くるぶしソックス、大人になれば別にふつうにはける靴下ですが、
この辺の中学生にとっては「先輩になった証」のようです。

思い返してみると自分の中学時代、別に先輩は怖くなかったけど、
結構どうでもいいことを真剣に吟味していた気がします。
これが、「若さ」ってやつなんでしょうか。