今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

HUNTER×HUNTER 29記憶 冨樫義博 2011年8月9日 集英社

2017-04-09 08:16:42 | HUNTER×HUNTER
ピーとプフの力により、王が復活。だが王は一時的に記憶が混濁していた。このチャンスに邪魔なコムギ抹殺を狙うプフ。それを守るハンター達!! 一方カイトの下へ向かったゴンは、ピトーの告白に衝撃を受け・・・。
裏表紙より。
蟻篇最大の衝撃が待っているぞよ。




№301◆記憶

モントゥトゥユピー 明らかに・・・!!力が増している!!以前の王より
 明らかに!!
シャウアプフ 我々の肉体が御役に立ったのだ・・・!!
 そして王の一部に・・・!!何という光栄!!何という至福!!
復ッ
活ッ
王復活ッッ
王復活ッッ
王復活ッッ


ところが、王に異変が・・・・・・?
メルエム「なぜ・・・余がここにいるのか」
 「思い出せぬ・・・・・・・・・!!」
記憶喪失きたわぁ


これは困ったですぞー
とりあえず宮殿に戻れば思い出すかもしれぬ。
シャウアプフ(分身) 千載一遇の
 好機!!!
はいぃ?


シャウアプフ コムギを始末する!!
 今ならば王に娘の記憶は無い!!今ならば娘の存在を消してしまえば
 思い出す機会も無くなる理屈!!
おまえ・・・・・・(´・ω・`)


シャウアプフ(分身) 護衛軍として!!
 女王の遺志を継ぐ者として!!
 消去する!!!
 下賤な人間の娘など!!!
『女王の意志を継ぐ者』という点では、
裏切り者はもちろん女王を慕っていた師団長連中より
護衛軍3人が忠実なんだよね。
それがメルエムの人格を尊重しているかは別問題だけど。


プフの分身が一足先に宮殿へ到着。
ユピーのように翼を生やした王が来るまで猶予は数分、
なんとしてもコムギをぶちころなんか殴られたー?
ナックル 天上不知唯我独損!!!



パーム「あんたは既にこの目で見ている・・・まゆになる前に・・・!」
 「どこにいても私には手に取る様に「視える」・・・!!」
パームがプフの動きを事前に察知していたことで、
ナックル&メレオロンの不意打ちが成功!


成功はいいけど――
キルア、イカルゴ、パーム、ナックル、メレオロン 王は・・・生きていた!!
それな\(^o^)/





№302◆標的

ナックル おそらく会長は・・・・・・負けた・・・!!
 残るオレ達で何が出来る!?
逃げよう(提案)


プフの分身に「天上不知唯我独損」を当てたところ、
プフの本体の方にポットクリンが出現。
メルエム「離れずついて来る」
 「目障りだな」
モントゥトゥユピー「あれは敵の能力」
 「敵本体にダメージを与えなければ おそらく消えませぬ!!」
メルエム「ほう」
 「面白い」
 「試すか」
なにをー?



シャアプフ、モントゥトゥユピー「おお・・・っ」
モントゥトゥユピー まさにあれはオレの・・・

メルエムはユピー激おこバスター(仮)を発射!!
翼もそうだけど、「食べるほど強くなる」が適用された模様。


なんて凄まじい威力なんだ

メルエム「成程」
ポットクリン、ガチで「無害故に無敵」でワロタ


ユピーの言う通りな能力なのを理解した王。
1つ疑問が発生しました。
メルエム「お主はどうやって敵の能力を解除したのだ?」
 「答えよ」
敵の能力を知っている(=一時は自分が受けていた)のに、
なんでまだその敵が生きているのかな?


ユピーは敵を見逃したことを正直に話しました。
モントゥトゥユピー「たとえ敵とはいえその場で約束を破棄にする事は敗北に感じたのです」
シャウアプフ「馬鹿なっ・・・!!そんなあやふやな個人的感情が理由で」
 「王に牙むく者共をむざむざ見過ごしたというのですか!?」
モントゥトゥユピー「どんな処罰でも甘んじて・・・」
 「返す言葉はございませぬ」
メルエムの判決はー


メルエム「余は偽るなと命じただけ」
 「それに対し真実で答えた者に咎のあろうはずもない」
器が大きい!
流石は王!


なぜユピーの言葉を『真実』と確信できるかといえば、
献身(物理)の結果な訳ですね。
メルエム「我らは肉体も精神もつながってしまった」
 「3名の間でもはや隠し事はかなわぬぞ!!」
つまり、プフの企みも本当は気づいて・・・・・・?


シャウアプフ(分身) それでも!!!
 たとえっっ
 死罪と
 なろうとも!!!
 王の為!!
 生物統一の為!!!
 娘は邪魔!!
 それが王の為!!!
ブレない。


メルエムはユピーが裏切り者の透明化能力者まで
見逃していたことも『不問』扱い。
メルエム「人間は我々が更なる次元へ昇るための贄・・・!!最高のな」
 「究極進化の過渡と心得れば 我らに残る人間の「我」の残滓など瑣末な不確定要素に過ぎぬ・・・!!」
王の意見が爆発の前後で180度違うのも
 衝撃によるものか
 否
 どちらも王
ネテロの危惧は当たっていた訳だね。
つまり人類\(^o^)/


プフの分身はコムギを捜索。
シャウアプフ 突然現れたリーゼントは明らかに囮・・・!!
 私達がカメレオンを裏切り者と認識した事はあちらも承知でしょう
 つまり私がカメレオンを処分するため戻って来たと奴等は考える!!
実際ナックルは自身がスルーされたことでそう考えて焦り気味。


追い詰められれば荷物となるコムギは放置するはず――
そう読んだプフでしたが、
キルアたちにとってコムギはピトーに対する人質なんでね?
つまりどっちも大事なんだなこれが
シャウアプフ 裏切り者か娘かの二択!?
 私の標的がどちらなのか判断するのが狙いか!!
あえて二手に別れるとは大した奴らだ


シャウアプフ(分身) 時間が無い!!
 狙うは娘!!
 キルア 目的は
 コムギか!!
プフ(1/7の分身)対キルア(コムギおんぶ)、ファイッ!!





№303◆痛み

シャウアプフ(分身) こいつ・・・
 とんでもなく・・・
 疾い・・・!!!
キルア「娘が本命か?」
 「鬼ごっこならつきあうぜ」
 疾風迅雷
 「一晩中でもな」
キルア、イケメン!
回避に徹すれば、分身相手ならどうにかなりそう!


しかし、プフには『悪魔の策』が!
小さく分裂し、宮殿から離れるように追い立てつつ――
シャウアプフ(ミニ)「王も我々も対話による歩み寄りを望んでいます!!」
 「今すぐ彼女を解放しなさい!!」
キルア「野郎 好き勝手ほざきやがって何考えてんだ」
コムギ「放すて」
キルア「え!?」
コムギワダスを降ろすて下さい!!あなた変です!!
 何かビリビリするす!!
ああ、コムギは(新しい)総帥と軍儀やってただけだもんな。
盲目だから相手が人外だと知らず、
連中がこの数日で何万人も殺していることも知らない。


隙ができた!?
キルア、あぶなーい
キルア・・・・・・!?
シャウアプフ(分身) チ・・・おしい
 くくくいとも簡単に毒は回った!!
 背負った娘が抵抗すれば貴方の素早さも半減!!
キルア どういう事だ・・・!?
 今・・・確かにオレじゃなく女の方を狙った
 殺すつもりで・・・!!
「人質の救出」かと思いきやだもんな、そりゃ困惑する。


シャウアプフ(分身) 逃げられて良し!!
 抵抗して餓鬼がひるんだスキに娘を殺せればなお良し!!
 「コムギさん!!賊にとって貴方は大事な人質!!決して殺される事はありません!!」
 「もっと動いて!!もっと暴れて!!すぐ助けます!!」
『すぐ助けます!!』(殺意)


この状況からキルアにわかることは、ただ1つ。
まず危ないのでコムギは気絶させておいて――
キルア「ま・・・そっちの事情は知んねーけど」
 「てめーがムカツくって事は充分わかった」

シャウアプフ(分身)「!?」
キルア「この円の中に入ったら」
 「殺す」
念の「円」じゃなくて、地面にジャッと線を引いただけ。


おいおい一体なんのつも
キルア「焼け焦げればそこは死ぬ・・・!」
シャウアプフ(分身) 電撃・・・!!
キルア「来いよ」
 「そぎ取ってはぜてやるから」
これは相性の問題すなぁ。
ただの打撃じゃ分身は倒せないもの。
あとは充電が持つかどうか。


そうこうしてる間に、メルエム、宮殿到着。
シャウアプフ「見渡す限りの人!! 人!! 人!!思い出されましたか!!」
 「全ては王のため!!全てが王の物!!これら知恵回らぬ下層愚民を総べ生物山脈の頂きに立つ事こそ」
 王本来の光あふれる宿命!!
 天務にございます!!!
そうよー
『天務』なのよー


メルエム「余は・・・・・・まだ他に何か・・・・・・」
 「これではない何かを・・・・・・」
ききききのせいやろ


普段いた部屋(の残骸)を見てみよう!
シャウアプフ 
 う・・・
 まずい・・・!!
『軍儀の盤やコマ』が置きっぱなし。
プフ(分身)はコムギの始末を諦めてそれらの回収へ。


ゴン「あそこだ」
 「行くぞ」
ゴンとピトーにゃん、アジトに到着。
つまりもうすぐカイトがふっかつするんだね





№304◆魔法

パーム「私の‶淋しい深海魚〟は右眼だけで見た者は水晶に記憶され左眼だけで「視」ればその水晶には記憶された者の現在が映る・・・」
 「水晶には今同時にゴンとピトー キルアと私 プフと王とユピーが映ってる・・・TV画面を分割して見ている感じよ」
『淋しい深海魚』(ウインクブルー)。
同時に『「視」えるのは3人まで』だけど、
ついうっかり上書きしそうな発動条件だなぁ。


パーム「え!?」
キルア「どした!?」
パーム「そんな・・・」
 「どういう事・・・・・・・・・!?」
えっ


雑音が行き交い谺する古城の内部でも
 ポケットに忍ばせたままの携帯電話の声を拾う事は
 ピトーの聴覚をもってすれば充分可能である
ウェルフィン「ピトー様ウェルフィンです」
 「とり急ぎ用件のみ述べます」
 「私とブロヴ―ダとで娘を奪い返しました」
十数メートル離れた衣擦れの音が聞こえるゴンなら、
数メートル先の携帯電話の声って気付くんじゃ・・・・・・
カイトの事で頭いっぱいだったから!


コムギ「・・・もスもス・・・?ピトー様・・・?コムギと申スます」
 「わだス無事ですんで安心ください」
おいまてコムギは気絶してパームが背負ってるはず


シャウアプフ(分身) くくく これでピトーもかかった!!
 魔法に・・・!!
 娘から解放される嘘!!
なん・・・・・・だと・・・・・・?


ゴンとピトーにゃん、カイトの下に到着。
ネフェルピトー「キミ名前」
 「何て言ったっけ・・・・・・・・・?」
ゴン「ゴン」
 「ゴン=フリークスだ」
改まってなんだい


ネフェルピトー「ゴン・・・」
 「キミはボクのお願いを聞いてくれた」
 「だからせめてボクもキミに」
 「正直でいようと思う」
生まれた時から好きでしたー的な愛の告白が


ネフェルピトー「彼は」
 「もう死んでいる」
あれっ、愛の告白じゃないの


ネフェルピトー「彼の魂はもうここにはない」
 「もう・・・・・・元には戻せないんだ」
 「ゴメンね」
謝罪と賠償を要求するにゃー




ゴン オレが
回想カイト1「馬鹿野郎!!」
 「こんな時期にヘビブナの群生地に入るヤツがあるか!!!」
回想カイト2「ジンさんはオレの師匠だ」
ゴン 殺した
回想カイト3「お前に託す」
ゴン オレが
でぇじょうぶだどらごんぼーるをぐげんかして





№305◆残念

ゴン あれ・・・・・・?
 何で自分の腕治してるの?
 カイトを元に戻してよ
 お願いだよ・・・?
 その後でいいからちゃんと・・・・・・
カ・イ・ト!カ・イ・ト!


パーム実況水晶にはゴンの様子が・・・・・・。
パーム「ピトーが治してるのはカイトじゃなくて自分自身!!」
 「その側でゴンがへたり込んでるの!!」
キルア な・・・・・・
 まさか・・・!!
緊急事態・・・・・・!


動揺する2人の前に分身のミニプフ登場。
シャウアプフ(ミニ)「ピトーと止められるのは」
 「この私だけです」

 「その娘を渡せば」
 「ピトーを止めましょう」


 くっ・・・
キルア「消えろ」
 「クズ野郎が」
『クズ野郎』の脅しに屈するわけねーだろクズ


パーム「この娘は任せて」
 「この眼に誓って」
 「決して蟻には渡さない」
キルア「ああ」
 「頼む・・・!」
 電光石火!!
 ゴン!!
 オレが行くまで
 待ってろよ!!!
行ったところでっていうか間に合わないだろこれ


ピトーにゃん、腕の治療終了でーす。
ネフェルピトー「残念だけど」
 「キミを殺さなきゃいけない」
 「王の為・・・」
なんでもするって言ったじゃん!
絶対言った!絶対言ってたし!
『殺さなきゃ』じゃねーよ脱げよ!(クズ)


ゴン ・・・・・・・・・オレを殺す・・・?
 治してくれないの・・・・・・・・・・・・?
 やっぱりカイトを
 治してくれないの?
どうやらそうらしいよ


ゴン「嘘つき・・・」








ネフェルピトー 何だ
 何だ
 これは
なーにがおこるーかおーたのしみー


ゴン もう
 これで
 終わってもいい
 だから

 ありったけを
ネフェルピトー 黒子無想!!
 やはりボクは
 正しかった・・・・・・・・・・・・!!
ゴン 貴様を殺す!!
 ピトー
今すぐ脱げば許してもらえるかも脱げ





以下次回コピペ用
№306◆安堵
№307◆喪失
№308◆閃光
№309◆勝負
№310◆始動


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