ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダー鎧武 「第23話 いざ出陣!カチドキアームズ!」

2014-03-23 11:53:34 | 仮面ライダーシリーズ
戒斗はヘルヘイムの森で目撃した謎の影・知性を備えたインベス・・・破滅を凌駕し新たな進化に至ったオーバーロードをおびき出していた。オーバーロードの存在を知る者は凌馬、シド、耀子のみであった。

貴虎は抜け殻と化し二度と立ち上がることはないだろうと紘汰を見逃す。

凌馬は光実に貴虎の目を盗み、戒斗を利用し秘密の計画を進めていることを見破られる。光実は貴虎は昔からの悪い癖で一番信じてはいけない相手ばかりを信じ込むと凌馬に言う。

舞が裕也と最後に会うはずだった場所に紘汰といると光実が現れる。光実が初めてユグドラシルに潜入した時に裕也の記録映像を見たと知った紘汰はなぜ教えなかったと光実に言うが、光実は紘汰に笑顔でいてもらいたかったためにたとえ真実であろうと教えられずにいたのだ。紘汰はそれでは裕也が報われない、初瀬がインベスに変身した時点で気付くべきでオレは最低だと悔いる。光実はあのインベスはもう裕也ではなかった、紘汰は舞を守った、このことは舞な話すべきではないと紘汰に言う。紘汰はそれは許されないと言うと光実はあそこで紘汰が戦おうとしたのは舞を守るためですよねと聞き、舞ならそう考え、裕也が死んだのは自分の責任だと思い込むはずだと言う。そして事実がどうあれ、舞が何を思うか予測するべきだ、せめて僕達だけで舞の笑顔を守ろうと言う。真実を隠してかと紘汰が光実に聞くと
「世の中には平気で人を傷つける人がいる。目的のためなら何でも犠牲にできる人がいる。真実っていうのはそういう連中のためのものなんですよ。」
と光実は言う。

戒斗の前にオーバーロードが現れる。オーバーロードは言語を解していた。戒斗はバロンに変身してオーバーロードに挑む。

紘汰は光実から紘汰はもう充分に傷ついた、これ以上戦う必要なんてない、この先ヘルヘイムの侵食が進んでも、ユグドラシルが何を計画してもみんなは必ず僕が守るから信じてくださいと言われたことを思い出していた。紘汰の前に謎の女性が現れ、
「運命に背を向ければいつまでも後悔する日々が続くわ。でもそれですべてを失うわけではない。長い後悔の果てに自分を許すことができたらあなたは安らぎを手に入れる。逃げ出した先にも道はあるのよ。」
と言う。それは紘汰の夢の中であり、紘汰が目を覚ますと目の前にサガラの姿が。サガラは紘汰に
「お前何迷ってんだよ。何がしたいんだ。この街を守る!って息巻いてたのはどうしたんだ。」
と言う。紘汰はユグドラシルが許せないと思って戦ってきたが、ユグドラシルと一緒で誰かを守ると言いながらそのために別の命を犠牲にしたと言う。サガラは間抜けな話だと返す。紘汰は戦う意味って何なんだ、誰を助けて誰を見捨てるか、好きに選べるってだけのことなのか、そんなんで本当に何かを守るって言えるのかとサガラに聞くと
「守るために戦うっていうのはそもそもの矛盾だな。力を持ってなせるのは破壊のみだ。」
とサガラは言う。紘汰はオレはそんな力は欲しくないと言う。サガラは
「いい加減に気づけよ。お前が憎んでいるのはヘルヘイムでもユグドラシルでもない、希望の対価に犠牲を要求するこの世界のルールそのものだ。そんなルールぶっ壊せ。ぶっ壊して世界を変えろ。ユグドラシルの連中がなぜあんな真似をするかわかるか?それは奴らが弱いからだ。ルールに縛られて戦うことしかできない、世界の残酷さに屈伏した連中だ。だったら、駆紋戒斗、あいつの方が人としてまだ強い。あいつは弱さと折り合うつもりは全くない。力を手に入れること以外生き方を全て放棄してんだよ。まあ、ああいう愚かな男の末路は二つに一つだなあ。無様にくたばるか、あるいは本当に危険な力を手に入れるか。お前がそうやって腐ってる間にも戒斗は世界を変える力に手を伸ばしている。」
と言い、紘汰がサガラな戒斗は何を狙っているのかと聞くとサガラは
「ヘルヘイムの支配者だ。あの世界の人類に似た文明はただ滅びたわけじゃない。ごく一部の者がそれを凌駕する力を手に入れた。それがオーバーロード。奴らはあの森の植物を意のままに操る。連中は人類には興味がない。ヘルヘイムがよその世界を侵食しようがお構いなしだ。支配者でありながら無責任な連中だ。組織の中で最初に気づいた奴が秘密にしまい、そいつはユグドラシルが目指す人類救済よりも自分一人の野望を優先して駆紋戒斗を裏で操っているのもそいつだ。」
と言う。紘汰はそれが凌馬だと気づき、オーバーロードを凌馬より先に探し出せばそいつらならヘルヘイムの侵略を止められるのかとサガラに聞く。サガラは
「そう簡単に運ぶ話かは戒斗やお前次第だな。お前が一番手間のかかる奴だからな。」
と言って紘汰に自身の掌で作成したカチドキロックシードとロックビークルを渡してサガラは姿を消す。

紘汰は鎧武に変身してダンデライナーに搭乗しユグドラシルタワーに乗り込む。ダンデライナーはユグドラシルタワーに撃ち落とされるが、鎧武はカチドキアームズに変身。

カチドキアームズ!いざ出陣!エイエイオー!

鎧武の周りを黒影が取り囲むが、鎧武はDJ大橙火縄銃で撃ち落とす。その様子を見た凌馬は予想外のことに愕然とする。脇にいた光実はどうしてあなたは素直に僕に従ってくれないんです、と口にする。鎧武を見守るサガラの前に謎の女性が現れ、
「なぜ彼(紘汰)を戦いに駆り立てるの。」
と聞くとサガラは
「おまえがあいつを気にかけるからだよ。始まりの女。オレには未来は見通せない。だがあんたの正体を知っている。あんたに選ばれたことが何を意味するかも。な。」
と答える。始まりの女は見守るのはあなたの役目ではないと返す。サガラは
「オレはただ見届けるだけだ。禁断の果実を誰がつかむのか。」
と言う。

鎧武が黒影を倒すと斬月が鎧武に挑む。鎧武は隙を見てユグドラシルタワーのスカラー兵器を破壊した。

凌馬は光実に、
「君に新たな任務ができた、葛葉紘汰について本格的な対処が必要だ。誰があの男の背後にいるのか突き止めなくては・・・。」
と言った・・・。


今回は鎧武の新形態・カチドキアームズが登場しました。サガラがカチドキロックシードを紘汰に渡しましたが、サガラは自身でロックシードを掌で作り出していたのでタダモノではないですね。謎の女性が始まりの女だと正体を知っており、サガラがキーパーソンになりそうな気がします。紘汰に一番手間がかかると言ってレモンロックシードとゲネシスコアに続きカチドキロックシードを渡したのは鎧武だけがパワーアップするという理由付けになっていると思います。

ヘルヘイムの謎の影がオーバーロードという知性を持つインベスで、オーバーロードに挑む戒斗の行く末も注目ですね。

カチドキアームズを見た凌馬は光実と共に紘汰に立ちはだかることになってきそうです。やはり紘汰と光実は戦うことになるのでしょうか。来週のトッキュウジャーVS鎧武を挟んで再来週からは後半戦となりますます目が離せなくなります。

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2 コメント

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サガラは人間?インベス? (あさ)
2014-03-24 19:17:47
ルールを作るものが強者サガラの話は納得が出来ます。強者はカチドキの様に揺るがない存在だと思います。だけど私なら受け入れる力が欲しいかな?

「逃げた先にも道がある」どんなに苦しい道でもどこかに繋がっていて進み続ければ・・・と聞こえました。鎧武のシナリオはハードです。

凌馬より光実の方が危険だと思います。舞が決別の原因では?。

貴虎が孤立していることが気になります。死にそうで気が気でありません。紘汰を認めているから厳しい態度で導いていると思っています。
Unknown (紙粘土)
2014-03-26 22:28:44
>あささん

サガラの神出鬼没ぶりや自身でロックシードを作ったり始まりの女のことを知っているなど今回はサガラがタダモノではないというところをこれでもかとみせつけましたね。

紘汰と光実の対立は避けられないところまで来つつある気がします。

鎧武がハードなのはクウガ~555までの雰囲気に戻したいという製作側の狙い通りですね。

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