ONE EVENING~Is that you , John Wayne ? Is this me ? ~

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Mどりっひ最大の賭け!

2008-03-22 07:34:47 | ワンイブ対戦
20日の祝日に札幌辺境伯様と「リー御大最大の賭け(CMJ29)」を対戦しました。
札幌辺境伯様とは今年初の対戦です。

私が南軍を担当し札幌辺境伯様が北軍を担当しました。
方針としては、司令部の突破よりも敵部隊の撃破を主眼としました。

7月1日
南軍の前衛は北軍騎兵の遅滞戦術に悩まされ、思うように前進できません。
特に北軍騎兵デヴィン旅団は忌々しく、4個旅団を投入してもスルリと逃げられました。
北軍司令官は「英雄だな」とデヴィン旅団にお褒めの言葉。
しかし南軍主力はゲティズバーグに進撃し、町で待ちかまえていた鉄血旅団を緩包囲します。
北軍司令官はここで大いに悩みますが、鉄血旅団にはゲティズバーグでの死守を命じます。
鉄血旅団の挑戦に応じた南軍は攻勢状態となり、ゲティズバーグで鉄血旅団を包囲し捕虜にしました。
ここまで戦闘のためのサイ振りは有りませんでした。
ホントにサクサク進むよこのゲーム。
ゲティズバーグの勝利に勢いづく南軍は連続して攻勢状態となり、セメタリーヒル周辺の北軍を駆逐するべく全面攻勢に出ます。
しかし勢いだけで突進する南軍に北軍の戦列は鉄壁で、南軍5個旅団が壊滅/潰走となり一気に南軍の士気は挫けてしまいました。
その後南軍は限定状態にもなれず、部隊の再編のためゲティズバーグまで下がります。
そうしている間にも北軍の増援は続々到着しセメタリーリッジまで堅陣が築かれます。

7月2日
昨日の攻勢失敗にリー御大もビビりっぱなしで攻撃命令を躊躇い南軍ずっと守勢/恐慌状態。
北軍の砲兵がずらりと並ぶ布陣には素面ではとても接敵できません。
昼になっても動かない南軍に対して北軍ミードが切れて攻勢に出ます。
たぶん、ワシントンからの電信がひっきりなしに届いていたのでしょう。
北軍はセメタリーヒルからゲティズバーグに向けて攻勢を開始。
ここから戦運が動き始めます。
カルプスヒルの麓で待機していたゴードン旅団(ジョージアンズ)はゲティズバーグ攻撃に向かう北軍の側面側面から反撃。
ガチンコの戦力差0攻撃を成功させます。
ゴードン旅団は無敵で次々に攻撃を成功させ、ついにはカルプスヒル側面を突破北軍の背後に回り込もうかという勢い。
デヴィン旅団が北軍の英雄なら、ゴードン旅団は南軍のMVPです。
「ゴードン旅団に続け」とリー御大も攻撃命令を出し、セメタリーヒルからピーチオーチャードまでの全戦域で攻撃を開始します。
もう南軍も混乱しようが接敵していればお構いなしに大攻勢分厚かった北軍も徐々に綻びを見せ始めます。
セメタリーヒルで歩兵の援護が無くなった砲兵を見つけ追い払い、セメタリーヒルの一角を占領します。
しかし南軍もボロボロで、この大乱戦はどちらが耐えきれるかと言う状況で時間切れで終了となりました。

【戦い終わって】
一言で言えば当然「OMORO!」です。
・案外サクサク進む(ただしフルシナリオ貫徹には徹夜もしくは2日必要)
・コマンドコントロールがいい味を出している。
・戦闘が劇的(大部隊で攻撃しても撃退されたり、駄目だと思った部隊が奮戦して死守するなど)
・砲兵の運用が熱い(北軍と南軍では運用の仕方が違うのをゲームを通して実感出来る)
・ゲティズバーグやカルプスヒルなど要地にVPが設定されて無くてもそれらしい戦線が出来る。
・プレイヤーの戦略によりそれぞれの「最大の賭け」が表現できる。

一度フル対戦できる機会を作りたいと思うゲームです。
札幌辺境伯様、熱い対戦をありがとうございました。
コメント (2)
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