今から書く文は中国では見られないかも知れない。
この文が見られないだけでなく、
これからこのブログには永久に近づけなくなるかもしれない。
なぜなら、
4年前、中国に渡ってまもなくノーベル平和賞を授与された劉暁波さんについての報道が、
中国国内のテレビで全くされていないことを、
当時使っていたexcite blog「毎日がちょっと冒険」に書いたために、
私は中国では自分のブログにアクセスすることができなくなった。
現在のgoo blogは、その後スタートしたものである。
言葉と内容を選ぶくせがこのときからついた。
今回、敢えて、危険に挑戦する。
金盾(Great Firewall)がこの出来事を国民に伝えるのを良しとするかどうか実験でもある。
中国の人々が、同じ国である香港の事情について知らないならば、
それは不幸・不合理というものである。
日本国内で福島の子どもの小児がん発生率について日本人が知らない不幸・不合理と同じだ。
もし、中国で無事にこの文を読めたら、知らせてほしい。
そのことで、中国政府の度量の大きさが量れる。
今日のAFP,REUTERS,RECORD・CHINAなどの記事である。
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17年香港長官選の民主派排除、大学生が授業ボイコットで抗議
AFP=時事 9月22日(月)18時34分配信
↑2017年香港行政長官選挙をめぐる中国政府による事実上の民主派排除に対し、香港中文大学(Chinese University of Hong Kong)キャンパスで授業のボイコットを開始した大学生たち(2014年9月22日撮影)。
AFP=時事】2017年に行われる香港(Hong Kong)行政長官選挙をめぐり、
中国政府が事実上の民主派排除といえる方針を示したことに対し、
香港では22日、大学生らが抗議の意思を示すために1週間に及ぶ授業のボイコットを開始した。
中国政府に「不服従」、黒い布掲げデモ行進 香港
中国の全国人民代表大会(National Peoples Congress、全人代、国会に相当)常務委員会は8月、17年に行われる香港行政長官の次期選挙について、中国政府寄りの「指名委員会」が選んだ2~3人の候補者以外の立候補を認めない方針を示している。
高度の自治権を認められている香港では、民主派の団体「オキュパイ・セントラル(Occupy Central、中環を占拠せよ)」を先頭とする民主派連合が、この中国の方針を「偽りの民主主義」と批判し、香港の金融街・中環(Central)の封鎖などを含む抗議を行うと警告している。
香港の学生グループらが22日に開始した授業のボイコットは、この連合に参加する勢力の中で初めて一連の抗議から直接行動へと動いたものとなった。
香港中文大学(Chinese University of Hong Kong)のキャンパスでは22日朝、様々な大学から学生らが集まり、黄色い共通のリボンを身に着けて、所属する学部の旗を振りかざした。
最近、民主的自由の拡大を主張する学生たちが数多く集まっていた同大のキャンパスには、1989年の天安門(Tiananmen)事件の際に学生たちが製作し、武装鎮圧で破壊された「民主の女神像(Goddess of Democrac)」のレプリカがある。
香港の学生運動は、12年に行政府が「親中」的な内容の「国家教育」カリキュラムを導入しようとした際、抗議運動の前面に立ってこれを撤回させた。
しかし、共産党政権の一部は香港の民主化運動を国家全体の統治に対する潜在的脅威とみなしており、政府側に譲歩する気配はない。【翻訳編集】 AFPBB News
ロイター 9月22日(月)16時15分配信
9月22日、中国が香港の次期行政長官選挙で民主派候補を事実上排除する決定を行ったことに抗議するため、香港の大学20校以上の多数の学生は授業のボイコットを開始した。香港中文大学で20日撮影(2014年 ロイター/Bobby Yip)
[香港 22日 ロイター] - 中国が香港の次期行政長官選挙で民主派候補を事実上排除する決定を行ったことに抗議するため、香港の大学20校以上の多数の学生は22日、授業のボイコットを開始した。
学生らは香港中文大学に結集。ボイコットは1週間続く見通し。
香港の次期行政長官選挙をめぐる中国の決定については、活動家団体が金融街を占拠して街頭活動を行うと警告している。
香港を代表する大学教授らは学生の授業ボイコットに支持を表明しており、一部は参加できない授業の講義を録画してインターネットで公開することを提案している。
ボイコットは香港大学生連合会などが呼びかけた。
香港の24の大学で授業ボイコット、行政長官選挙めぐり―マレーシア華字紙
Record China 9月22日(月)19時8分配信
2014年9月21日、マレーシア華字紙・光華日報(電子版)によると、香港の行政長官選挙をめぐって、中国政府が民主派の立候補を事実上締め出す方針を導入したことに反発し、香港の民主派学生団体、香港大学生連合会は22日から学生8000人による1週間の授業ボイコットを行う。
ボイコットは香港大学や香港中文大学をはじめとする24の大学で行われる。香港大学生連合会の代表者と中文大学学生会の代表者はラジオ番組で、授業ボイコットと反対抗争の準備が整っていることや、中文大学だけで2000人の参加者があることを明かした。学生によるボイコットとしては香港史上最大のもので、今後参加者が1万人を超す可能性や、無期限ストに発展する可能性もあるとしている。
また、大学教職員や著名人の間でも学生の行動を支持する動きが強まっており、枢機卿でもあるカトリック香港教区の陳日君(チェン・リージュン)司教や元立法会議員の呉靄儀(マーガレット・ン)氏、公民党の李志喜(グラディス・リー)氏なども支持を表明。陳司教は24日に行われる集会で演説を行う予定だという。(翻訳・編集/岡田)