毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「その日の内に中国山東省の宿舎にたどり着けた~!」No.2628

2018-08-31 23:59:41 | 亜細亜

関西空港から目指すは一路、中国河南省鄭州空港。

そこから長距離バスで山東省菏澤市に向かいます。

出発するやたちまちうとうとしてハッと気がつくと

飛行機の左側に陸が見えました。

島根半島?

何と美しい……。

このポチッと浮かぶ小島にも人が住んでいるのでしょうね。

今夏7月日本に帰った時は、

宿舎から大阪の自宅まで、ほぼ24時間かかりましたが、

今回は午前10時前に大阪の家を出て、菏澤の宿舎に着いたのは午後10時半。

非常に短時間で、全て順調でした!

下は着陸寸前の機内から見た鄭州市の様子です。

鄭州は曇っていました。

鄭州空港からバスで山東省菏澤市に行くまで

バスターミナルで1時間ほど待ち時間があったので、

これ幸いと中国で使う携帯に充電しました。

しかし、私のように充電している人はもはやいません。

座席に移動用の充電器に充電できる装置が着いているのです。

私はそんなもの持っておりません(キッパリ)。

座席をじろじろ見ていたら、

ここにも軍人用優先座席があるのに気づきました。

日本で万が一、憲法が改定されて軍隊ができたりしたら、

日本も中国のように

駅やバスターミナルに「軍人優先座席」ができるかも知れません。

しかし、

「お国のために命をかけてくれる兵隊さんが優先」は

明治憲法の世界です。

明治憲法では天皇の統帥権の名の下に

軍部がのさばって侵略戦争に突っ込んでいってしまいました。

それを痛苦に反省して文民統制を布いたのが戦後の日本国です。

軍隊とは戦争することを前提とした武装組織です。

19世紀までとそれ以降では戦争の質が変わっています。

領土拡張に正当性は認められません。

そうした前近代的な領土拡張を企てる国家に対して、

外交の稚拙さや失敗を武力で補い、かたをつけるのが今の戦争です。

(「専守防衛」の自衛隊がいるだけで十分だと言える

したたかな外交力をこそ日本の政治家は身に付けなければならないのに……)


そんなことを思っているうちにバスに乗る時間が来ました。

なんと、そのバスに乗るとき

フィリピンから戻ったEVE先生とばったり!

3時間半のバスの旅も

喋ったり、居眠りをしたりしているうちにすぐ終わり、

菏澤の長距離バスターミナルまで

日本語学科の李海鵬先生がお迎えに来てくださったので

スイスイ宿舎に向かいました。

いつからか、いつも送迎を買って出てくださる李海鵬先生には

本当に心から感謝しています。


部屋に入ったら埃とカビの臭いが満ちていましたが、

そんなことには慣れています。

下の写真のようになっているのにも慣れています。

しかし、水が出ないのは残念でした。

掃除ができません。

全てはアシタ、明日ということにして

お休みなさ~い。


 



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2 コメント

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Unknown (mr.black)
2018-09-01 09:08:51
ずいぶん短時間で帰れるようになったものですね。早速明日から授業の準備が始まりますね。夏バテに気を付けてください。
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往復の格安航空券 (ブルーはーと)
2018-09-01 17:45:40
mr.blackさま
往復の格安航空券の中には、往か復の片方が時間がかかり、あと片方は短時間でいけるものをセットにしているのがあります。最も安いのは、往も復も長時間(笑)です。私は片道は長時間で、後半分は便利なものを選んだので、今回のスムーズな移動となりました。さあて、来る冬休みはどうしようかなあ~。

菏澤は、大阪に比べて数度気温が低く、もうエアコンなしでも大丈夫です。mr.black様も残暑厳しい本州の9月をバテずにお過ごしくださいね!
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