夜到着して、次の日から授業とは、
いくら二年目とは言え、準備不足は否めません。
その上、新二年生には夏休みの宿題として日記を5日間書くように言っていたらしいんですよ。
私は(あれ、3日間だったんじゃないの)と思ったんですけどね(笑)。
日記は、書く方も嫌かも知れませんが、見る方も辛いものがあるんですよ。
学生たちも、新学期早々で張り切っているそぶりは見せるものの、
授業中の欠伸が絶えず、自分も含めて立ち上がりの鈍さを感じています。
でも、授業の帰り道、久しぶりのキャンパスの木々を見て懐かしさを覚えました。
蜘蛛の巣が美しいです。
ああ、梅の実が無残なことに……。休み中誰も採らなかったんですね。
相変わらず、地元の人々がキャンパス内に折り畳み椅子などを持ちこみ、
日陰でのんびりお喋りしています。
気温は日中、大阪より数度低い30℃~32℃ですが、夜ともなれば18℃ぐらいに下がり、
エアコンなしでぐっすり寝られます。
あら?この人たちはどこかで見たことがあるような。
やっぱり、日本語学科2年生のお嬢さんたちでしたよ。
何を採っているんですかね。
ジャーン、ザクロと梅でした。
私にも二つくれましたよ。
このキャンパスの果物は誰でも採ることができます。
左から煙台出身の遅苪さん、青島出身の閻小玲さん、王妍さんの山東省東部グループでした。
さあ、宿題の日記チェックだー!
日本にいた時とはえらい違いで、とてつもなく平和な日々が始まりました。
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