毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「泣くなよ沖縄、抵抗の遺伝子は進化する」No.1968

2017-06-10 20:18:40 | 我が心の沖縄

 沖縄の彫刻家、金城実さんの言葉。

 胸に、染み入る。

(以下の写真・言葉はフェイスブック成田正雄さんからお借りしました)。

 

■沖縄には、「かわいそう」という言葉はない。

「かわいそう」というのは、言っている人間が上から下を見る

縦割り目線なんだ。

■沖縄の「肝苦(ちむぐり)さ」というのはそうではない。

相手の苦しみの中に自分も溶け込んでいって、

あなたと私は、ともに苦しみを味わう。

というのが、沖縄の「肝苦さ」の意味。水平思考。

屋良朝苗とか、瀬長亀次郎とか歴代のリーダーがおるけど、

奥にあるのはあの二人なんだ。

【運動というのは一番底辺の人間をイメージと想像と実践しないかぎり、

成り立たん】(と言って、涙あふれる実さん)。

「泣くなよ沖縄」というんだよ。俺はいつも【抵抗の遺伝子は進化する】

だから、泣くなよ。

抵抗の遺伝子は進化する。

だから、泣くなよ。


 


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2 コメント

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言葉遣い ひとつ (雀(から))
2017-06-11 12:49:44
戦前に 両親が アメリカ移住して 戦争中は 辛酸を 舐めてきた 母の またいとこが 米国人の 奥さんと二人、 母親の 遺言で 遺骨を 日本に 納骨に来たことがあります👼 初対面の 私に 片言の 日本語で いろいろ 生い立ちなどを聞いて その人が 発した言葉は 可哀想ではなくて 気の毒 でした😆 それまで日本人の 言葉では かわいそうが あたりまえながら すごく違和感があって 反発してましたが その 気の毒というフレーズが とても気に入って それ以降 かわいそうという言葉 絶対ということを使わず 気の毒という言葉を使うようにしています
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「気の毒」は「肝苦(ちむぐり)さ」 (ブルーはーと)
2017-06-12 10:27:40
雀(から)さん
そう言われてみると、確かに「気の毒」にはともに苦しむニュアンスがあり、沖縄の「肝苦(ちむぐり)さ」に重なる言葉ですね。
「可哀想」は今では「カワイソー」と聞こえて、ほとんど他人事ですからねえ。「カワイイ」もほぼ同じ立ち位置ではないでしょうか(言われた途端に言った人との距離を感ずる言葉……)。
雀さんの生い立ち、共にお茶を飲みながらお聞きする機会があればいいのになあ。
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