毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「沖縄県民にとって首里城とは」No.2671

2019-11-04 11:56:22 | 報道

沖縄を代表する二紙「沖縄タイムス」と「琉球新報」。

首里城を焼失して立ち尽くす県民の心を鼓舞しようと

懸命に町を取材して記事にしている記者の様子が目に浮かびます。

*焼失しても首里城の魅力を伝えたい 沖縄の生徒が『バーチャルガイド』

大阪の修学旅行生に|沖縄タイムスhttps://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/493102

 

*さあ、前向こう 旗頭で再建へ決意|琉球新報https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1019877.html

*「私たちの首里城は負けない」“泡盛くん”尚巴志ハーフマラソン激走|沖縄タイムスhttps://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/493308


首里城は確かに文化遺産、世界文化遺産、という

世界の人々にとってかけがえのない価値のあるものです。

しかし、沖縄の人々にとっては単にそれに留まらず、

琉球という名の独立国家だったその象徴、

日本の先住民族である琉球民族としての象徴、

琉球民族の誇りなのでしょう。

フェイスブックである県民の方は首里城のことををこう述べています。

「現在も日本政府とアメリカの植民地支配下にあっても、

琉球民族・〈沖縄県民〉として、自分自身を

独自の、個別の存在として肯定する、支える心の拠り所です。

意識するしないに関係なく、

そのような存在として首里城は琉球民族の心に生きていると思います。」

・・・・・・

沖縄タイムスと琉球新報の記者たちの心にも

沖縄人のアイデンティティーがしっかり根付いているのを

日々の記事を読みながらひしひしと感じています。

そうであるからこそ、

本土の閉鎖された心のネトウヨ代表、百田直樹なんかが

「沖縄の二紙は潰すべきだ!」と沖縄に対して攻撃するのですね。

 

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