昨年8月末にここに赴任した時は、正直大変ゲッソリしました。
部屋の何もかもが汚らしかったからです。
今回、冬休みが終わってこちらに戻ったとき、私はホッとしました。
トラウマにもなった最初の絶望的な汚れは再現されておらず、
ちゃんと私が掃除した形状が維持されていたからです。
6か月間、私は授業も頑張りましたが、
それと同じくらいの力を部屋の掃除にも注ぎました。
腹立ちまぎれに9月~10月はさんざん写真を撮ったので、
違いを比較できて私は気分がいいです。
その1:バスルームのタイル
昨年9月当時、オエッとなりながらも果敢に擦り始めた頃。
国慶節休みに毎日こすり倒し、手のひらの皮が向けた頃のタイル。
3月1日現在のタイル。これなら夏に裸足でシャワーが浴びられます。
その2:台所換気扇の周り
9月当時、どこから手を付けていいか途方に暮れていました。
3月1日撮影。換気扇そのものは表面のしたたり落ちる油を拭くだけですが、
下の真っ黒けだったところは、何度も拭いているうちにきれいになりましたよ。
紙が貼ってあるところは、ガラスが割れてその後この紙になったのでは?
という説が有力です。
換気扇のコードは差込口に遠く及ばず。
台所の反対側には一学期間買っていた水の
空ボトルが溜まっています(水道の水は飲めません)。
空きボトルに水道水を入れておくと断水の時に役に立つし、
窓際から忍び込む寒さをしのぐこともできます。
ついでにリビング。ソファーカバーは写真には写らないかも知れませんが、
実は見事に薄汚れています。暖かくなったら洗おうと思っています。
カーテンは24時間閉め切って、外からの埃が部屋に入らない様にしています。
PM2.5対策にもなります。
自慢は床です。部屋を訪れる人たちが「ピカピカですね~」と言ってくれるたびに
鼻高々に自慢します。
毎日このモップで全ての床を拭きます。
毎日拭いているのに必ず水が茶色になるのが凄いです。
御見苦しいところをお目にかけました。
宿舎の状態は個々の大学によって大いに異なります。
中国の全ての大学宿舎がこうでないのはもちろんです。
最後は宿舎の外の木を。
キャンパスの木々はこの大学の宝物です。
どんなに宿舎が汚くても、日本の街路樹の2倍の背の高さの木々を見ていると、
「うわ~、いいなあ」と、思わず声が出ます。
今日は大気汚染も大したことないのが、空の青さと空気の味で分かります。