毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「広西チワン族の伝統粽(ちまき)」 2013年2月28日(木)  No.576

2013-02-28 18:20:43 | 中国事情
放課後3年生の潘梅ひょうさんが、
ドーンと大きい粽(ちまき)のお土産を資料室に持ってきてくれた。
彼女は、羅浩さんたちとともに中国人の日本語作文コンクールに入賞し、
(もちろん昨日の書評の本に彼女の作文も掲載されている)
賞品としてiPodをもらった。
故郷で一族の女性たちが総出で粽作りをする様子を、
そのiPodに記録したのも見せてくれた。
ちょうどそこにいた3年のクラスメート達は、
聞こえてくるチワン族語が全く理解できないという。
べトナム語に近いらしいのは地図で見ると非常にナットク。
正にお隣さんだ。

潘さんはベトナムの隣にある故郷から、
お母さんに持たされた15個以上の巨大粽とともに
(と書いたが、後で本人から訂正があり、
お母さんは15個持っていけと言ったが、
重すぎるので実際は6個だけ持ってきたとのこと)
汽車で南昌の大学に戻ってきた。
寮の皆の歓声が聞こえるようだ。
男子寮にもちゃんと分けて、クラスメート全員が
同じ中国といっても遠い地方の味を楽しんだ。
江西財経大学には3万人もの学生達がいるが、
日本語学科は小さい小さい学科なので、
和気あいあいとした雰囲気が濃い。

私も今晩のディナーは当然これだ。
ワクワクして宿舎に戻り、
早速いただきました~(*´∀`*)


かなり大きいのが分かってもらえるだろうか。皿は直径20cm。
これは潘さん自身が結んだもので、形が悪いと謙遜していた。
そんなことないですけど、あ、ちょっと、出べそみたいなのが。


普通、中華ちまきと言えば、三角形のものが日本では馴染み深い。
この形はお正月のとき用で、端午節には三角形のものを作るとのこと。
持ち運びできるように、手提げ風になっている。
この草も、笹も、山から採取してきて、にておくそうだ。


さあて、食べよっかな、ったって、
これではちょっと・・・。


剥くとこのように収拾がつかない。


別の器に綺麗に盛って、バッチリ。
もち米の中には、たっぷりの黒ごま・緑豆・椎茸、
そして真ん中にドドーンと豚肉のかたまり。
もう、どうしようもなく( ゜v^ ) オイチイ~
日本の皆さん、ごめんなすって
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする