にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

Happy Valentine Tour 1

2009年02月16日 | 日々のこと
無事に京都に帰ってきました。

さてさて、ライブの記録です。密度の濃い3日間だったので、すこしずつわけて書こうと思います。

13日は早朝からものすごい暴風雨で、夢うつつのなか、もし京都から新幹線で来る予定のU嬢が、天候のせいで来られなかったらどうしよう、と考えていました。(あとから周囲にその話をしたところ、「飛行機じゃあるまいし、新幹線に風は関係ないでしょ。」とつっこまれたのですが。)

以下、夢うつつの思考内容です↓

「ピアニストがいないから、ピアノなしでアカペラか。
絶対音感のないわたしにはそれはキビシイな。なにしろ14曲もあるし。かといって、クラリネットでライブをするほどレパートリーもないし。どうしよう。

・・・そうだ!もともと、お客様は全員わたしの直接的、間接的な知り合いの方ばかりだから、もしそうなったら、ライブの予定を変更して、近くのお店にみんなでごはんを食べに行くことにしよう。」


というわけで、もしものときには夕食会に変更しようという思いを胸に秘めつつ、会場に向かいました。人間、腹をくくればなんでもできそうな気がするものです。

3時からリハーサルの予定だったので、出演者であるAちゃんと1時に箱崎駅で待ち合わせる予定が、間違って快速に乗ってしまい、箱崎駅を通過するというハプニングもありましたが、なんとか合流。

Aちゃんといっしょに、会場から歩いてすこしのところにある、筥崎公会堂さんにランチを食べに行きました。

お店に入ると、お店の方がにこやかに迎えてくださって、美味しそうなおばんざいがでてきました。映画の「かもめ食堂」や「めがね」に出てくる食べものみたいに、お皿のうえの食べものたちが、つやつやと輝いていました。

ふたりで、「美味しいねえ」「うん。美味しい。」をくりかえしながら、しみじみとしあわせな気持ちをかみしめながら食べました。

その後、会場に戻り、京都から到着したピアニストU嬢を迎えに行き、さあリハーサル、と思いきやU嬢が一階の小山田印房さんで印鑑を注文し始め、二階の会場で音だしをしていたAちゃんも印鑑を見に降りてきて、リハーサルそっちのけでみんなで印鑑を物色していました。

U嬢とわたしが希望通りの印鑑を注文し終えて満足したころ、パーカッション奏者のTさんが遅れて到着。

なんだかよくわからないままにリハーサルが始まりました。