にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

Irene Kral

2012年02月11日 | 日々のこと
このあいだのライブ、ぶじに終わりました。

足を運んでくださったお客様、ありがとうございました。

もちろん反省する点はいっぱいありますが、
ひとつずつ積み重ねていこうとおもいます。

お客様に教えていただいて、Irene Kralというひとのバラ―ド集を最近ずっと聴いています。

声量もそんなにあるわけではないし、ものすごいスキャットをするわけでもない。

だけど、聴いているひとのこころにひとつひとつの言葉が深く届くうた。

大好きなAnn Burtonともすこし通じるところがあって、
大ホールというよりは、こじんまりしたお店か、お部屋でしずかに聴きたい感じです。

いまから10年以上前、Ann Burtonを教えてくださったのも、お客様でした。

ジャズヴォーカルというものは、圧倒的な存在感を持ち、
バリバリ歌わなくてはならないのではないか、と思い、
自分には向いていないのではないかと悩んでいたわたしに、
こんな世界もあるんだなと思わせてくれた出逢いでした。

以来、Ann Burtonはいつ聴いてもこころをあたためてくれる優しいお姉さんのような存在です。

先日、たくさんの歌手のかたと共演してこられたあるベーシストの方が、
「あなたの歌は暖かい」と言ってくださって、とてもうれしかったです。

「うまい」と言われるより、ずっとうれしい。

まあでも、うまくなるために練習しないといけないのはもちろんなのですが、
そのうえで、自分が目指したいもの、伝えたいことを大切にしたいなと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。