美しいアーケードを持つ、ウィーンのフェルステル宮にあるカフェ・ツェントラル [Café Central] です。
かつては、ウィーンの作家や学者たちが集まるサロンのような場となっていて、とりわけカフェの入口に像まである作家ペーター・アルテンベルクは、ここに入り浸っていて、自分の住所を “ウィーン1区、カフェ・ツェントラル” としていたそうです。
でも、現在は観光客がほとんどのようです。
大理石のテーブルなど内装がとても豪華なので、普段着よりもちょっとお洒落した方が浮かずに溶け込めそうな感じなのですが、そこがウィーンっ子を避けてしまう理由なのかも知れません。