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time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Wachau 2008 / ワッハウ・ワインの産地

2009-09-18 | Austria

オーストリアのドナウ河下流地域に広がるヴァッハウ渓谷 [Wachau] 一帯は、世界でもトップ・クラスの白ワインを産出する地域として知られていて、ぶどう畑が世界遺産に登録されているほどです。
これは、ドナウ河に面した街シュピッツ [Spitz] から、デュルンシュタイン [Dürnstein] に向かう列車の車窓から見たぶどう畑です。


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Wien 2008 / キュートなピクトサイン

2009-09-13 | Austria

ウィーンで見つけた、歩行者専用道路のピクトサインです。
男の子と女の子が腰に手をあてて、ちょっぴり気取って歩いて(立って?)いる姿が、何ともキュートです。
お店のサイン(看板)もそうでうすが、ウィーンに限らずヨーロッパには、このようなキュートなピクトサインがたくさんあります。
見ているだけで、楽しくなりますね。


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Wien 2008 / 岸辺のマリア教会

2009-08-31 | Austria

昔、ウィーンのドナウ河の岸壁に位置していたことから名付けられた、岸辺のマリア教会 [Maria am Gestade / St. Mary on the Stand] です。
なんともステキな日本語訳のこの教会は、礼拝堂だけが9世紀頃に建てられ、教会としては13世紀に入ってから建てられたそうです。
そして教会そのものが、ドナウ河を航行する船に対して、灯台のような存在でもありました。
教会の正面には、岸辺 [Am Gestade] と呼ばれる階段があります。

Wien 2008 / オーストリア唯一の女帝

2009-08-22 | Austria

ハプスブルク帝国の中で、でたったひとりの女帝マリア・テレジア。
彼女は、父カール6世の命により王位継承し、最大の権勢を誇りました。
“国母” として最も国民から慕われた彼女にちなんで名付けられたマリア・テレジア広場 [Maria Theresien Platz] の中央には、威厳に満ちた彼女の銅像が、高々と立っています。
逆行の太陽の光がまるで後光が差しているかのようで、彼女の女帝としての偉大さが滲み出ているかのようです。


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Wien 2008 / カフェ・モーツァルト

2009-08-14 | Austria

映画 『第三の男』 で登場した、ウィーンの 「カフェ・モーツァルト [Café Morzart]」 の外壁にあったロゴ看板です。
シルエットはもちろん、モーツァルトです。
ウィーン国立歌劇場(通称オペラ座)の近くにあり、観光客で年中混んでいるカフェのひとつです。
モーツァルトトルテというオリジナル・ケーキの他、ウィーンのケーキの代表ザッハートルテも有名です。
カフェ・モーツァルトのすぐそばの、ザッハートルテ発祥のホテル・ザッハー内にあるカフェ・ザッハー [Café Sacher] のオリジナル・ザッハートルテよりも、ここのが好きだという人もたくさん居ます。
(私はどちらも食べていませんが・・・)

Wien 2008 / 絶世の美女シシィ

2009-07-30 | Austria

CS放送のミステリチャンネルで放送されている、オーストリア製作のドラマ 『REX2』。
今週放送の第4話は、フォルクス庭園 [Volksgarten] が舞台です。
字幕では “市民公園” となっていましたが、その名(Volk)の通り “市民の庭園” として市民から親しまれている公共庭園です。
ホーフブルク王宮の横にある緑豊かなこの庭園には、四季折々の花が植えられ、美しい並木道の先には、シシィの愛称で知られるオーストリア皇后エリザベートの像があります。
穏やかな表情で座っている真っ白な像は、絶世の美女と言われたシシィの、可憐で美しい姿を象徴しているようです。


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Melk 2008 / バロックの噴水

2009-07-21 | Austria

ドナウ河の景勝地のひとつ、ヴァッハウ渓谷 [Wachau] にあるメルクという小さな街には、ウィーン屈指のバロック建築のメルク修道院 [Stift Melk / Melk Abbey] があります。
修道院の建物は、ウィーンのシェーンブルン宮殿と同じマリア・テレジアン・イエローで統一されていて、ふたつの門を抜けると広い中庭があり、中央の美しいバロックの噴水が迎えてくれます。


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Wien 2008 / ウィーンの街が舞台のドラマ

2009-07-08 | Austria

美しいウィーンの街を舞台に、優秀なシェパード警察犬Rexが、飼い主のモーザー警部と大活躍するオーストリア製作のドラマ、『REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~(原題:Kommissar Rex)』 のシーズン2が、『REX2』 というタイトルでいよいよ7月7日よりCS放送のミステリチャンネルで始まりました。
1994年にスタートし、2008年放送のシーズン9から舞台をローマに移し、現在も続行している人気作品です。
このドラマは私の大好きなドラマのひとつで、Rexは本当に可愛くて賢くて、特に首をコクンとかしげて見つめる表情がキュートでたまりません。
シーズン2の第1話は、箱型のレトロなゴンドラの観覧車で有名な、プラーター遊園地 [Prater] で事件が起こりました。

これは、シュテファン大聖堂の北塔の上からの眺めで、そのプラーター遊園地の観覧車が左側に見えます。
真ん中に見える白いドームは、かつて天文台だったウラニア [Urania] です。


★ミステリチャンネル 『REX2』 のサイトはこちら
★母屋のブログで取り上げた 『Kommissar Rex』 の記事はこちら


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Wien 2008/ 今度の舞台はウィーン

2009-06-30 | Austria

フジテレビ系の人気ドラマ 『のだめカンタービレ』 が、映画化されます。それもなんと、第一弾と第二弾を製作、2本同時に撮影中なのだそうです。
第一弾が来年のお正月、第二弾が来年の春に、全国東宝系にてロードショーとのことです。
そして、今回もスペシャル・ドラマに引き続き、物語の舞台はヨーロッパで、各国を飛び回っているようです。
既にスロバキアでの撮影を終え、丁度先週末にウィーンやチェコのブルノでロケが行なわれたばかりです。
2本にしたのは、中身が濃すぎてとても2時間では収まりきれないからだそうで、のだめと千秋のその後はもちろん、映画ならではの大スクリーンと音響で、演奏シーンも楽しめそうです。

ウィーンで日曜日(6月28日)にコンサートの様子を撮影したのが、このウィーン楽友協会 [Wiener Musikverein / Music Club in Vienna] です。
ここは、クラシック音楽関係者による団体の本部になっています。
恐らく撮影は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られる、“黄金のホール” と呼ばれる大ホールで行なわれたことでしょう。

Wien 2008 / 世界一美しい図書館

2009-06-20 | Austria

ウィーンの国立図書館 [Nationalbibliothek / National Library] は、“世界一美しい図書館” と言われています。
ホーフブルク王宮 [Hofburg Imperial Palace] の敷地内にある旧宮廷図書館で、バロックの内装はとても豪華絢爛です。
図書館の真ん中には、カール6世の命によって作られたメインホール “プルンクザール” があります。
プルンクザール [Prunksaal / Splendor Hall] とは、豪華なホールという意味で、中央にはカール6世の大理石像、ドーム型の天井にはカール6世を表現したカラフルなフレスコ画が描かれています。


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Wien 2008 / 自然史博物館

2009-05-26 | Austria

ウィーンのリンクシュトラーセ [Ringstraße] (通称リンク)を挟んで、王宮(ホーフブルク)と反対側にマリア・テレジア広場 [Maria Theresien Platz] があります。
広場の真ん中にある、最後の神聖ローマ皇帝で、オーストリア帝国の最初の皇帝フランツ1世(フランツ・シュテファン)の皇后マリア・テレジアの銅像を中心に、ネオ・ルネッサンス様式の美しい建物がシンメトリーに建っています。
こちらはそのひとつ、リンクから向かって右側にある自然史博物館 [Naturhistorisches Museum / Natural History Museum] です。
1889年にフランツ・ヨーゼフ1世により開設され、フランツ1世(フランツ・シュテファン)がフィレンツェの貴族から鉱物や岩石、化石、貝殻などの資料を購入し、収集したことに始まります。
現在は、約2,000万点のコレクションを所蔵しています。


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Wien 2008 / ペーター教会

2009-05-21 | Austria

ウィーンの目抜き通りグラーベン [Graben] から見た、ウィーンで二番目に古い教会、ペーター教会 [Peterskirche / St. Peter's Church] の夜の姿です。
18世紀の初め頃に、現在のバロック様式に建て直され、内装もそれに合わせてバロック様式のものに揃えられました。
設計は、ベルヴェデーレ宮殿 [Schloss Belvedere / Belvedere Palace] やプラハのシュヴァルツェンベルク宮殿 [Schwarzenberský palác / Schwarzenbersky Palace] を手がけた、バロック建築の巨匠ヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントによるものです。


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Wien 2008 / 馬車に乗って・・・

2009-05-09 | Austria

ウィーンの街を、馬車に乗って観光している光景です。
中世の趣き溢れる街並に、アンティークな馬車の姿が良く似合います。
でもこの馬車、実はちょっとクセモノなのです。
ウィーンの中心部の狭い車道を通るので、交通渋滞を引き起こしてしまうのです。
ミニバスに乗った時、丁度前に馬車があって、運転手さんはのろのろ運転にイライラしていたようで、馬車が脇道に反れた途端に、狭い道をビュンビュン飛ばして走りました。
馬車に乗っている人たちは優雅なんですけどね・・・。(笑)

Wien 2008 / ウラニア天文台

2009-05-02 | Austria

ウィーンの中心部、リンクシュトラーセ [Ringstraße] (通称リンク)という環状道路沿いには、ウィーン国立歌劇場(通称オペラ座)や国会議事堂、市庁舎など、主な建造物が建ち並んでいます。
そのリンクのドナウ河沿いにある、アール・ヌーヴォー建築のウラニア [Urania] は、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の命によって建設され、天文台及び教育センターとして使用されていました。
ウラニアとは、ギリシア神話に登場する “天上の女” という意味の女神のことです。
現在は、映画の上映やセミナーなどが行なわれるスペースとして使用されています。


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Melk 2008 / 修道院の付属教会

2009-04-15 | Austria

4月12日に、プラハ城の特集番組と重なって、BSフジの 『欧州鉄道の旅』 で、オーストリア国鉄で行く、ヴァッハウ渓谷の旅が放送されていました。
最後の方だけ見ることができたのですが、クレムスを出発した列車は、丁度デュルンシュタインを出発するところでした。
大好きになった街、デュルンシュタインが見れなかったのは残念でしたが、最後に到着したメルクの映像はちゃんと見ることができました。
そしてウィーン屈指のバロック建築である、ベネディクト派のメルク修道院 [Stift Melk / Melk Abbey] が紹介され、修道院内にあるこの教会も映し出されました。


★『欧州鉄道の旅』 BSフジ
  第95回 : オーストリアを流れるドナウ河とその流域のヴァッハウ渓谷を旅する
  再放送 : 4月14日(火) 13:00~13:55 


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