函館には、幕末の開港の影響で、古くから各教派の教会がたくさんあります。
これはカトリック元町教会で、1876年に創建されました。
しかしその後、火災によって焼失し、1910年にレンガ造りで再建されましたが、また再び火災に見舞われました。
現在の建物は、その時の焼け残ったレンガ造りの外壁を鉄筋コンクリートで補修して再々建されたものです。
風見鶏のある鐘楼は、その時に増築されました。
海外の教会に比べると、外観も内装も規模は小さく、派手さや豪華さはありませんが、この教会には、火災のお見舞いとしてローマ教皇ベネディクト15世より贈られた、日本唯一の立派な祭壇があります。
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Hakodate 2007 / カトリック元町教会 [2007-12-30]