matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

 梅の香ただよう北鎌倉を歩く

2020-03-03 10:58:05 | 鎌倉散歩

 3月初めの北鎌倉です。

梅の名所、東慶寺を訪ねました。

  (山門)

臨済宗円覚寺派の禅寺です。

  (本堂)

境内には130本の梅がありますが、

梅の季節もそろそろ終わろうとして、

移りゆく季節を惜しむかのように

咲いています。

  (鐘楼)

明治38年、円覚寺管長で建長寺管長

も兼務していた釈宗演が東慶寺の住職

となり、荒廃していた寺を再興しまし

た。

宗演の門下には、文化人・政財界人が

多く、鈴木大拙や夏目漱石も訪れまし

た。

  (夏目漱石参禅記念碑)

墓苑には、鈴木大拙、西田幾多郎、岩波

茂雄、和辻哲郎、小林秀雄、高見順、

谷川徹三ら文化人の墓が多数あります。

北鎌倉駅を出てすぐ線路脇にある白鷺池。

鶴岡八幡宮の化身・白鷺がここに舞い降

りて円覚寺の建立の場所が決まったとい

う伝説があります。

池のほとりに咲く紅白の梅が春の訪れを

告げています。

 


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