3月初めの北鎌倉です。
梅の名所、東慶寺を訪ねました。
(山門)
臨済宗円覚寺派の禅寺です。
(本堂)
境内には130本の梅がありますが、
梅の季節もそろそろ終わろうとして、
移りゆく季節を惜しむかのように
咲いています。
(鐘楼)
明治38年、円覚寺管長で建長寺管長
も兼務していた釈宗演が東慶寺の住職
となり、荒廃していた寺を再興しまし
た。
宗演の門下には、文化人・政財界人が
多く、鈴木大拙や夏目漱石も訪れまし
た。
(夏目漱石参禅記念碑)
墓苑には、鈴木大拙、西田幾多郎、岩波
茂雄、和辻哲郎、小林秀雄、高見順、
谷川徹三ら文化人の墓が多数あります。
北鎌倉駅を出てすぐ線路脇にある白鷺池。
鶴岡八幡宮の化身・白鷺がここに舞い降
りて円覚寺の建立の場所が決まったとい
う伝説があります。
池のほとりに咲く紅白の梅が春の訪れを
告げています。
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