matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

銀ブラ、泰明庵とカフェパウリスタ

2015-12-28 12:09:05 | グルメ




 銀座

 今年の締めくくりは銀座です。

泰明小学校は1878年(明治11年)
創立。



島崎藤村や北村透谷も学びました。

1923年(大正12年)の関東大震災
で木造建物は消失しますが、1929年
鉄筋コンクリートで再建されました。
東京大空襲にも耐えたそうです。



そのすぐ近所に「泰明庵」というそば屋
があります。

1957年(昭和32年)に魚屋からそ
ば屋に転身したそうです。



壁一面にメニューが並んでいる中に、唐
の詩人、白居易の漢詩の額がありました。



舞茸カレーを食べました。舞茸とねぎと
肉がとろみカレーにからまり、独特の食
感です。

酒の肴も多く、夜は酒を楽しむ客が多い
です。



 「銀ブラ」という言葉の語源は、「銀
座でブラジルコーヒーを飲む」ことらし
いです。

「カフェパウリスタ」は1911年(明
冶44年)、銀座6丁目現在の交詢社の
向かいに開店しました。

この頃銀座では「プランタン」「ライオ
ン」とカフェーが相次いで開店しました。

当時のカフェーはバーも兼ね、大正には
いると酒色を売り物にする酒場に変貌し
ますが、唯一、「パウリスタ」だけは本
格的なコーヒーハウスでした。



当時、この周辺は東京の代表的な文化街
でパウリスタは文化活動の一拠点でした。
菊池寛、芥川龍之介、久保田万太郎、佐
籐春夫等々常連は多数でした。

関東大震災で白亜三階建ては焼失します
が、1970年に銀座8丁目に再開され
ました。

パウリスタは「サンパウロっ子」という
意味だそうです。
ブラジルの高地で農薬を使わず栽培され
た完熟豆のみを使用しているそうです。



年の瀬、夕闇のイルミネーションの街に
目立つのは、免税店の中国人観光客と、
夢を求めて宝くじ売り場に長い列をつく
る人々の姿でした。



皆様、今年1年有難うございました。
どうぞ良いお年を!! 


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