matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

初秋の小石川後楽園

2017-09-25 10:32:14 | 東京散歩




 後楽

 彼岸入りしてからのよく晴れた日、
小石川後楽園へ行きました。

JR飯田橋駅から歩いて10分。

水戸徳川家の江戸上屋敷内の庭園で
した。


 (徳川頼房)

1629年(寛永6年)初代藩主徳川
頼房(家康の11男)が築いた庭園を、
二代藩主光圀(頼房の3男)が改修、
「後楽園」と命名して完成させました。

この地は小石川台地の先端にあり、神田
上水の分流を引き入れ築庭されました。


 (大泉水)

後楽園の名は、中国の「岳陽楼記」の
「天下の憂いに先立って憂い、天下の
楽しみに後れて楽しむ」から名づけら
れました。


 (九八屋)

7万平方メートル以上の広大な園内は、
徳川光圀の儒学思想の下に築庭され、
中国趣味豊かな景観が配されています。

中国各地の景勝を模した湖・山・川・
田園などが巧みに表現されています。


 (円月橋)

ウメ、サクラ、花菖蒲、彼岸花、紅葉
など四季折々に風情を楽しめます。

木陰に入ると、さわやかな風が吹き抜け
ます。秋の気分を運んでくれます。


 (得仁堂)

ところで徳川光圀というと、「黄門様」
として諸国を漫遊したというイメージ
がありますが、実際にはせいぜい日光・
鎌倉・房総あたりまでしか行ったことは
ないそうです。


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