DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

夢(97)

2014-04-21 21:00:45 | ButsuButsu


今日は一日、琵琶湖へ出かけた。

びわ湖トラストが主催した、車イスの人々への湖上学習に参加したのだ。

様々な事情で車イスでの生活を余儀なくされている人たち。

このような人たちに、ぜひ琵琶湖を見せたいと平和堂財団と共同でこの催しを企画した。

あいにくの雨模様だったが、ほとんど波がなくて快適だった。

私は琵琶湖の話をしたが、皆さんが熱心に耳を傾てけてくれたことに感激した。

健常者の場合よりも熱心だった。

どんなにこの日を心待ちにしてくれていたのかが、大変よく分かった。

障害があるということだけで、琵琶湖に出かけることもできない。

そんなケースをできるだけなくしていきたいと思っている。

今日はとても心が暖かくなった日だった。

夢(96)

2014-04-21 00:40:44 | ButsuButsu


琵琶湖博物館で行われたNHKの生放送も無事に終わった。

さかなクンとの話も面白かった。

彼のフェイスブックから。。。

***

琵琶湖博物館にレッツギョー!NHK大津放送局「なに?なぜ?びわ湖」の公開生放送♪先ずはビワコオオナマズさんに、ギョんにちはー♪ 館内のレストランのメニュー!三種のお魚天ぷら(各ギョ百ギョ十円。\555)をいただきました。ナマズ!上品♪ビワマス!ジューシー♪オオクチバス(ブラックバス)!ほっこり♪全部、ギョギョうまー!!ギョちそう様でした。琵琶湖の不思議や魅力、抱えている問題などを、皆々様とギョ一緒に見つめ、考え、話し合いました。専門家の先生方と滋賀県ギョ出身AKB48田名部さんとハイちーず!今回、貴重な水中ロボットによる琵琶湖水中撮影を見せていただきましたが、次は是非!潜らせていただきたいでギョざいます!

***

明日、もう今日だけど、は車イスの人たちを琵琶湖に案内する。

びわ湖トラストのボランティア活動だ。

大変だと思うけれども、頑張ってやりたい。

できるだけ多くの人に、琵琶湖を見てほしいと思うので。

やっと、話をするPPTを作ったので、今日はもう寝よう。

4月19日(土)のつぶやき

2014-04-20 05:26:39 | 物語

夢(95)

2014-04-19 20:55:11 | ButsuButsu


大津には、柔らかな風が吹いていた。

もうすぐ5月になる。

私が一番好きな季節がやってくる。

新芽が吹き出し、野山が生き生きと装う。

明日は日曜日だけれども、NHJ大津局の生番組に駆り出される。

さかなクンやAKB48の田名部さんも参加するということだ。



びわ湖興味新深 なに?なぜ?びわ湖 というのだそうだ。

生番組というのが少し気になるが、まあ、なんとかなるだろう。

13時50分から14時55分なので、時間があれば観てほしい。

といっても大津の地方番組だから、視聴者は限定されるだろうが。

朝9時30分に琵琶湖博物館に集合して、午前中はリハーサルがあるのだそうだ。

ひょっとして博物館でお目にかかれるかもしれない。

びわ湖に関する質問も、一般から受け付けるのだそうだ。

どうなることやら。。。

夢(94)

2014-04-19 00:12:27 | ButsuButsu


浦環先生が主催する、海中海底工学フォーラムに出席した。

久しぶりの参加だったが、ずいぶん進歩していて、楽しかった。

こういう話は、東京でないと聞けない。

滋賀県の田舎モノには新鮮だった。

特に、ヘリウムの同位体の話は面白かった。

びわ湖でも計ってみたいものだ。

会場で、久しぶりに作花哲夫先生にあった。

ブレアさんとの共同研究も、実用化に近づいているようでたのもしく思った。

昔一緒に、びわ湖での調査を夢見ていた頃とは隔世の感がある。

全体的な感想だが、AUVについてはもう少し視点を変えたほうが良い気がした。

地震や海底火山などの地殻活動にかかわる調査は、長時間の中で瞬間的な現象を扱わなければならない。

したがって、AUVは昇降を繰り返すのではなくて、可能な限り長時間海底にいたほうが良い気がする。

エネルギー消費を抑え、ゆっくりと、持続的に海底を巡るようなAUVは出来ないのだろうか。

水流を利用した水中ヨットのような構造にしたら、移動のエネルギーが少なくて済むのでは。

こんなAUVが10台くらい日本列島の周りを一年間くらいかけて航行し、母船との間を小型AUVのシャトルで往復させたらどうだろうか。

電源や、情報のやり取りは小型AUVに任せる。

そうすれば、常に海底を監視できる。

ちょうど宇宙ステーションのようなものだ。

長時間滞在型のAUVを作れば、ギネスブックに載る気がする。

夢は、どんどん広がる。

4月17日(木)のつぶやき

2014-04-18 05:26:49 | 物語

夢(93)

2014-04-17 21:52:48 | ButsuButsu


新宿で寿司屋に入った。

カウンターに坐って気がついたら、両隣が外国人だった。

1時間30分ほどいたのだが、次々と外国人が入ってくる。

日本人のほうが圧倒的に少ない。

ふーむ、やはり新宿などと感心したのだが、外国人の寿司好きにも驚く。

結構、何がうまいかなどよく知っている。

ところで小保方さんの記者会見をみていて、この人は日本にいないほうがよい気がしてきた。

日本の社会は、異質な人間を受け入れない。

せっかくハーバード大学から招待があるのだから、アメリカで研究を進めたほうが良いような気もする。

統合失調症のナッシュでもハーバードに受け入れてもらえたのだから、小保方さんも国外のほうが向いているのではないだろうか。

長い人生なのだから、ストレスから離れて、ゆっくりと研究をしたほうが良いと思う。

外国人が寿司を食べに日本に来て、日本人がノーベル賞を取るために外国へ行くのは、悪い話ではない。

これぞ異文化交流ではないのだろうか。

これ以上、若い人の涙は見たくないものだ。

4月16日(水)のつぶやき

2014-04-17 05:28:06 | 物語

夢(92)

2014-04-16 22:41:44 | ButsuButsu


瀬田川にかかる唐橋のたもとに、琵琶湖の水位を計る施設がある。

鳥居川水位観測所だ。

中にはインクペンで琵琶湖の水位変動を記録する、古めかしい装置が展示してある。

横に示された掲示板をみると継続の力を見るような感動がある。

明治7年に計測を開始したとある。

日本人の律義さがよくわかる。



この唐橋を渡ると、エンコという深井戸が残っている。

なぜエンコというのかはよくわからないが、どうもこの地方特有の呼び方のようだ。

今日は、今でもエンコを使っているS氏のお宅を訪れた。

地下水が滔々とあふれ出ている。

20年くらい前から、急に吹き出すようになったのだという。

愛媛大学の板井先生が、採水して分析をすることになった。



鉄分を多く含むことはわかるのだが、この水がどこから来たのかを知りたい。

水温は19℃ほどだ。

佃先生の言によると、どうも不思議な水らしい。

早く分析結果が出ることを心待ちにしよう。

琵琶湖の周りには、このような地下水が多い。

夢(91)

2014-04-15 23:48:31 | ButsuButsu


湖北省での歓迎会の一幕。

当地にある企業の総支配人が歓迎の挨拶をした。

「中国と日本は政治的にいろいろややこしいことがあるが、私たち民間人は何のこだわりも持っていない。ぜひ、仲良くやって行きたい」

なるほどな、と思った。

ここまでストレートな発言は、日本の経営者からは出て来ないだろう。

現地に民間で湖沼研究所を作るので協力してほしいとのことだった。

予算的な支援は、国が行うようだ。

よい話だ。

日本も多くの湖沼の研究機関を作ったが、地方自治体が支援したに過ぎない。

不況のせいで、それらの多くが閉鎖や規模を縮小した。

私は、企業ベースでペイしない環境研究は、決して長続きしないことを知っている。

日本で失敗したことを、ぜひ中国で成功させたいと思う。

そのために役に立つのならば、それは本望だ。

可能な限りよい研究所を作りたいと思っている。

できれば、中国人だけでなく、日本人や、西欧人も働ける環境を作りたい。

そう、本心から思っている。

中国がよくなれば、世界がよくなる気がする。

そのことは私が理想とするところでもある。

特に、若い人に参加してほしいと思っている。

頑張れ、若者。

4月14日(月)のつぶやき

2014-04-15 05:21:06 | 物語

謎(14)

2014-04-14 22:32:40 | ButsuButsu


2010年5月になった。

柔らかな風が薫るこの季節が、女は大好きだった。

若葉が芽吹き、すべてが真新しい感覚にとらわれる。

山々が萌える時だ。

とうとう東京から泥中の温度を計るスタッフがやってきた。

持参してきたのは、3mのスティックに高解像度の水温計を複数個取り付けた装置だ。

これを泥の中に突き刺して、温度を計る。

彼らを案内して琵琶湖へ赴いた。

静穏な湖面をゆっくりと温度計が降りていく。

一か所の計測にかかる時間はほぼ1時間だ。

朝からとりかかって、夕方までに5カ所の地中温度を計測することができた。

すると面白いことがわかった。

1カ所だけ、地中の温度勾配が一桁高いのだ。

ここでは、下から上に向かって暖かい水が移動している可能性がある。

ベントとの関係がありそうだ。

そう、女は確信した。

いろいろやってみることだ。

結論を急ぐこともないだろう。

この周辺は、何かが異なっている。

そのことがわかっただけでも、大きな進歩だ。

すべては知るということから始まる。

サイエンスとは、知り続けることであり、立ち止まらないことが大切なのだ。

4月13日(日)のつぶやき

2014-04-14 05:29:39 | 物語

夢(90)

2014-04-13 10:30:10 | ButsuButsu


洪湖に暮らす人々の住居をたずねた。

思った以上に快適できれいなものだった。

電気は風力でまかなっていた。

冷蔵庫もあればパソコンもある。

養殖を糧とする生活は、比較的裕福なのかもしれない。

ただし、カンボジアのトンレサップ湖のようにおびただしい数の漁民はいない。

トンレサップ湖の場合はメコン川の水位によって、拡大したり縮小したりしてる。

その結果、湖の環境が大きく変化する。

洪湖の場合は、揚子江という大河とつながっている。

というか、もともとが揚子江の氾濫原に形成された湖だ。

したがって、今後、揚子江がどのように変化するのかがこの湖の未来を決定するような気がする。

船の内部を案内してもらった。

先祖を祀った壇があった。

見た感じ、道教のようだ。



これが一般的な船上生活者の風習なのだろう。

毎日、線香をあげているようだ。

世界にはいろいろな人々が暮らしている。

その水平線上に、国家という大きな組織の存在が見え隠れしている。

できれば多くの平凡な人々の生活が平和であってほしいと思う。