![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/44/d25a2a6be3e55b5b0c779a4c189ab744.jpg)
洪湖に暮らす人々の住居をたずねた。
思った以上に快適できれいなものだった。
電気は風力でまかなっていた。
冷蔵庫もあればパソコンもある。
養殖を糧とする生活は、比較的裕福なのかもしれない。
ただし、カンボジアのトンレサップ湖のようにおびただしい数の漁民はいない。
トンレサップ湖の場合はメコン川の水位によって、拡大したり縮小したりしてる。
その結果、湖の環境が大きく変化する。
洪湖の場合は、揚子江という大河とつながっている。
というか、もともとが揚子江の氾濫原に形成された湖だ。
したがって、今後、揚子江がどのように変化するのかがこの湖の未来を決定するような気がする。
船の内部を案内してもらった。
先祖を祀った壇があった。
見た感じ、道教のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/29/b5e1b8ca77845592d7573f0116d85c55.jpg)
これが一般的な船上生活者の風習なのだろう。
毎日、線香をあげているようだ。
世界にはいろいろな人々が暮らしている。
その水平線上に、国家という大きな組織の存在が見え隠れしている。
できれば多くの平凡な人々の生活が平和であってほしいと思う。