DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

林(63)

2024-02-26 17:23:26 | ButsuButsu


セミナーをします。
無料ですので、興味がある人は聞きに来てください。
場所は、琵琶湖大津港観光船「ビアンカ」の船内です。
日時は、2024年3月1日の午後2時から4時30分までです。
なんと私も話します。
面白いかどうかわかりませんが、めったにない機会なので、ご来場ください。

お問い合せ先:立命館大学 琵琶湖・環境イノベーション研究センター事務局( 担当:大久保・中村)
E-mail:o-kb@st.ritsumei.ac.jp TEL:077-561-2802


林(62)

2024-02-24 17:41:47 | ButsuButsu


古い友人であるJor Imberger教授が、病気療養されている。
島根大学の矢島先生の依頼で千羽鶴を折ることになった。
いい加減年を取っているので、細かな手作業ができない。
仕方がないので、ジュニアドクターの学生さんたちに応援を頼んだ。
驚いたことに、27名の小中高大生が熱心に鶴を折ってくれた。
ありがたいことだと思う。
世の中も捨てたものではないと再認識した。
小さなことだが、こんなボランティアの暖かさを繋ぎたいものだ。

林(61)

2024-02-23 13:18:41 | ButsuButsu


 蘇東坡(蘇軾)41歳の時、弟の轍(てつ)とともに暮らした彭城(ほうじょう=江蘇省銅山県)での作である。
 *銀漢というのは天の川、玉盤 は満月のことである。

 日が暮れて雲もなくなり 大気は寒々と冴えわたる
 天の川は深閑とし 満月が空を渡る
 この人生この夜 いつまでも良いわけがない
 この明月を来年 一体どこで見るのだろうか 

 無常を詠んだ七言絶句である。
 事実、翌年には作者は江蘇省の徐州の地に移り、病床にあって中秋を迎えているし、弟は南京に行ってしまった。
 この作者の詩は「春夜」の「春宵一刻価千金」があまりにも有名だけれど、この秋の詩も奥が深く捨てがたい。