Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ショパン・コンクールの覇者(7)

2024年10月05日 06時30分00秒 | Weblog
モーツァルト:
・ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K331
・ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K310
・ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K457
・幻想曲ハ短調 K475
他 
<アンコール曲>
・中国作品:彩云追月
・ショパン:ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2 
 

 2000年開催のショパン・コンクールの覇者:ユンディ・リのリサイタル。
 この人の演奏を聴くのは初めてである。
 モーツァルトのソナタのうち私が一番好きなのは8番。
 ミスタッチがチラホラあるものの、丁寧かつ力強い演奏で好印象である。
 手元にはリリー・クラウスと藤田真央さん(Piano Sonata No. 8 in A Minor, K. 310: I. Allegro maestoso)のCDがあるが(若い頃よく聴いていたのはグールドの演奏だった(残念ながらCDは行方不明)。)、テンポやニュアンスは藤田さんの方に近いようだ。
 ちなみに、引用したサイトには「他」とあるが、私の記憶が正しければ、ソナタ第14番と幻想曲ハ短調の曲順が入れ替わっていただけで、演奏されたのは4曲だったと思う。
 ところで、会場に着いてすぐ気づいたのは、中国語の会話が飛び交っていること。
 見たところ、半分以上が中国人のように思える。
 小中学生程度の女の子が多く、終演後、ユンディに花束やぬいぐるみを手渡していた。
 どうやら、彼は(例の事件のため)中国国内ではリサイタルが開けないのだろうか、中国の応援団(?)が海外までやって来ているらしいのである。 
 もっとも、応援団はクラシックに詳しい人たちかというと、必ずしもそうではないことが分かる。
 というのは、ソナタの1楽章が終わった直後に拍手を始めてしまうので、ユンディから制止される場面が2回ほどあったのである。
 

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