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Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

衆愚の極み

2016年06月16日 07時49分00秒 | Weblog
「舛添叩き」が衆愚の極みである理由
 「無論、政治資金として集めたカネを、有権者個人や支持団体等に撒き投票を依頼する「買収行為」などは、公職選挙法で厳しく規制されている。しかし舛添氏の行為はそうした行為に該当しない。悪く表現したとしても、「政治資金を自分の遊興費として使った」に過ぎない。そしてこうした支弁を違法とする法は存在しない。」

 私は、「衆愚の極み」とは言わないが、このところの舛添叩きはやりすぎだったと思う。
 まず、彼は違法な行為あるいはその疑いのある行為を行ったわけではない。ただ、見苦しい行為を行っただけのことである。
 しかも、問題となる金額も、さして高額とはいえない。
 そして、彼が行ったことと、政治的能力の多寡とは、おそらく次元の違う問題である。だから、こんな人物でもすばらしい政治を行ってくれる可能性はある。
 もっとも、議会が首長の倫理的責任を問う姿勢を見せたわけだから、最終的に辞任に至ったのはやむを得ないが、議会が世論(あるいはマスコミ)に流されすぎたのは問題だったと思う。