エクスターンシップで受け入れている学生に対する法曹関係者の態度は複雑である。例えば、法テラスの国選事件受付には「ロースクール生立ち入り禁止」の張り紙が貼ってあるし、調停や労働審判では裁判官や相手方から立会いを拒否されることも多い。
その際、彼らが根拠として持ち出すのが「ロースクール生に守秘義務はないんでしょ?」という理屈である。修習生であれば守秘義務違反に対しては懲戒処分が科せられるが、ロースクール生については、仮に各大学院に制裁の定めがあったとしても事実上機能しないとみているようである。
その際、彼らが根拠として持ち出すのが「ロースクール生に守秘義務はないんでしょ?」という理屈である。修習生であれば守秘義務違反に対しては懲戒処分が科せられるが、ロースクール生については、仮に各大学院に制裁の定めがあったとしても事実上機能しないとみているようである。