こないだ、元兄弁の事務所にお邪魔した際、事務管理システムがしっかりしているのに驚いた。弁護士のスケジュール、部屋の予約状況、電話の内容までがインプットされ、所内の誰もが見られるようになっている。
そこでふと、バーディーには、サラリーマン時代の憤懣やるかたない記憶が蘇ってきた。
10年近く前のこと。社内LAN導入後1年以上が経過しており、当然、誰もが他の職員のスケジュールを社内LANで見られるようになっていた。ところが、ある上司が、部下を集めて、
「キミ達、今週の出張スケジュール、つまり、出張先・時間・目的などを紙に書き出して提出してくれ」
とのたまった。
これには、驚くしかなかった。なぜなら、こうしたスケジュールは社員であれば誰でも見ることができるものだからであり、スケジューラーにインプットしたものを書き写すのはムダだからである。
ご明察のとおり、これは、仕事のなくなった管理職に、「部下のスケジュール管理」という仕事(内実はゼロ)を与えるための、単なる「書類作り」だったのである。
そこでふと、バーディーには、サラリーマン時代の憤懣やるかたない記憶が蘇ってきた。
10年近く前のこと。社内LAN導入後1年以上が経過しており、当然、誰もが他の職員のスケジュールを社内LANで見られるようになっていた。ところが、ある上司が、部下を集めて、
「キミ達、今週の出張スケジュール、つまり、出張先・時間・目的などを紙に書き出して提出してくれ」
とのたまった。
これには、驚くしかなかった。なぜなら、こうしたスケジュールは社員であれば誰でも見ることができるものだからであり、スケジューラーにインプットしたものを書き写すのはムダだからである。
ご明察のとおり、これは、仕事のなくなった管理職に、「部下のスケジュール管理」という仕事(内実はゼロ)を与えるための、単なる「書類作り」だったのである。