対北、戦慄シミュレーション本…米朝開戦、その時日本は
度重なる小競り合いの結果、米軍が先制攻撃を開始。韓国領内へは北朝鮮軍が侵攻し、日本には複数のノドンミサイルが飛来し、このうちの何発かは着弾してしまう。迎撃ミサイルも撃ちつくして後はなすがまま、並行して工作員による同時多発テロも発生…。
ま、実際には起こりそうもないが、北朝鮮が苦し紛れに核技術をイランに売却した場合には現実化しそうである。
その須川氏に、北朝鮮の今後の出方についてたずねてみると、「核放棄の可能性は限りなくゼロ」と断言。「北朝鮮にとって核保有は体制維持とは切り離せず、対米関係だけでなく、国内的な威信を保つ上でも放棄はできないからです」
2月の6カ国協議の合意についても「北朝鮮も米国も中国も、当面の時間稼ぎという一点で利害が一致しただけ」とバッサリ。「北朝鮮が合意をバカ正直に守ると期待する方がどうかしている。本当のゲームはこれから始まると思っておいた方がいいでしょう」と覚悟を促している。
アメリカはブッシュがレーム・ダックと化し、中国は主席の権力基盤がやや揺らぎ、北朝鮮はとにかく時間が欲しい。
6カ国協議が実質的に再開するのは、ジュリアーニ大統領が誕生してからということになるのだろう。
度重なる小競り合いの結果、米軍が先制攻撃を開始。韓国領内へは北朝鮮軍が侵攻し、日本には複数のノドンミサイルが飛来し、このうちの何発かは着弾してしまう。迎撃ミサイルも撃ちつくして後はなすがまま、並行して工作員による同時多発テロも発生…。
ま、実際には起こりそうもないが、北朝鮮が苦し紛れに核技術をイランに売却した場合には現実化しそうである。
その須川氏に、北朝鮮の今後の出方についてたずねてみると、「核放棄の可能性は限りなくゼロ」と断言。「北朝鮮にとって核保有は体制維持とは切り離せず、対米関係だけでなく、国内的な威信を保つ上でも放棄はできないからです」
2月の6カ国協議の合意についても「北朝鮮も米国も中国も、当面の時間稼ぎという一点で利害が一致しただけ」とバッサリ。「北朝鮮が合意をバカ正直に守ると期待する方がどうかしている。本当のゲームはこれから始まると思っておいた方がいいでしょう」と覚悟を促している。
アメリカはブッシュがレーム・ダックと化し、中国は主席の権力基盤がやや揺らぎ、北朝鮮はとにかく時間が欲しい。
6カ国協議が実質的に再開するのは、ジュリアーニ大統領が誕生してからということになるのだろう。