Photo by U-ske
時は、遡り1981年。
「今日は、大磯波ないから須賀で大会やる。」
「ハーフ&トップ下」
二宮からみんなで大移動して、誰も波乗りやってないその海に、膝の波が人知れず折った。
"二宮サーフィンコンテスト”
出場選手20人くらい。
曇ってるのに、パラソルが一本立っているだけの小さな大会。
初めて出る大会をここで経験した。
波乗り歴2~3年。
「とにかく乗ればいいから。」と言われ、何も分らないまま海に入った。
乗れたのか、乗れなかったのかも分らず、一回戦で敗退。
たぶん、ここで波乗り人生に火がついたんだと思う。
あの頃は、まだ馬入の河口まで海岸線が繋がっていて、荒涼とした風景だった。
でも、このバックの傾斜のある海岸線の風景は、あの頃と変わっていない。
今回海の中にU-skeがいて、撮ってくれた。
サーファー院長の骨休め バックナンバー「伝統の大会」