美 going on

長野県下の小中学校の図工美術教師による,毎日の「図画工作」「美術」の授業の様子を紹介します 

縄文土器からインスパイア!

2014年04月22日 22時09分59秒 | 過去の題材
裾花中,長崎です。

家庭訪問も終わり,今日から通常の授業が始まりました。美術の授業も本格的にスタートです。
また,今日から1年生の仮入部も始まり,美術部には10名ほどの1年生が集まりました。
そんな様子も,明日以降,お伝えしていきたいと思います。


今日ご紹介する素材は,粘土。

6年生で歴史を学ぶ中で,総合的な学習の時間などを使い,実際に縄文土器を作ってみるという授業はよく耳にします。

でも,せっかく縄文土器を扱うなら「その形のおもしろさや模様の不思議さに着目させたい」と思ってしまうのは,図工美術の教師だからでしょうか?

あの岡本太郎が,縄文土器の芸術性を世界に広めた,という逸話もありますね。

子どもたちに縄文土器の真のおもしろさにふれてほしいと,こんな作品作りに取り組んでみました。


土器そのものの形をまねるのでなく,自分なりの縄文土器の形や模様をつくりだすことを目指しました。


この時使った粘土は,焼かずに乾かすとそのままテラコッタ風になるものでした。

土粘土でもおもしろかったかもしれませんね。


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