美 going on

長野県下の小中学校の図工美術教師による,毎日の「図画工作」「美術」の授業の様子を紹介します 

本物の力

2014年04月20日 20時57分08秒 | 坂井です。
安茂里小学校坂井です。長崎大先輩に誘われて、参加してみました。


子どもたちには図工美術を通して、感動してほしいと願っています。
それには、まず大人の側が感動することが必要でしょう。

そこで、私は大学時代にならった鋳造の魅力を伝えたいと思ってきました。

金属を溶かすための炎の色
オレンジ色して液体になった溶解した金属
型を割り出した時のドキドキ感
水に濡れたように輝く光沢感

もちろん、授業で行うには高いハードルがあります。
ズクのいる作業になりますし
準備は大変・・・
資材をそろえるのだって、一苦労です。

実際、私のポケットマネーによる部分もかなりあります。

それを押してなお、ここにこだわるのは、自分が感動したからだと思います。

中学校では選択の時間が無くなり、冒険する余地が
徐々に狭まりつつあります。

狙うのは小学校の総合の時間。
昨年度は3学期にクラス34人の指輪を作りました。
自分にとってもチャレンジでした。

それでもやってよかったと思います。

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