西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

2日続けて

2013-11-10 21:49:41 | 原発事故
時々、自分が何をしているのか分からなくなるときがある。

ここ数日もそんな状態だった。

佐世保市男女共同参画推進センター「スピカ」の登録団体である『広報させぼを読む会』の例会の準備と来年3月に行なわれる「スピカ祭り」で行なうパネル展示の資料を佐世保市の総務課に文書で問い合わせたり、ワークショップの内容をスピカの担当者と詰めたり、町内会女性部が参加する「南地区公民館祭り」の連絡をしたり…。

そして、昨日は石木ダム建設に反対する全国集会が長崎で行なわれ、それに参加して、オープニングのコーラスにも出場したり、夕方からは佐世保で行なっている反核座り込みに参加したりと、このところ「今なにをやってるか?」と確認が必要なほどだった。







そうしておかないと、大きなミスをやらかすのだ。
いつものことなので、周りはなれっこになっているけれど、度重なると自分自身が恥ずかしい。

そして、今日は「さよなら原発 九州・沖縄集会」に参加。福岡・舞鶴公園まで出かけてきた。高速バスで天神へ。しかし、バスで行ったのは久しぶりで、バスセンターから外に出るのにも一苦労だった。

やっとたどり着いた舞鶴公園で、熊本のKさんに会い、川棚のMさん大村のTさんとも会った。知っている顔に出会って嬉しくなる。
まだ、ずっと「反原発」の運動を続けているんだな~。何だか力が出てくる感じがする。いまふうに言えば、「パワーを貰う」ということだろうか。

雨が降ったり止んだりのはっきりしないお天気だったが、12時を過ぎた頃からぞくぞくと人が集まり始めた。

オープニングは沖縄出身のカクマクシャカの歌。



それから、実行委員の青柳行信さんの挨拶。



それから、この集会の九州各県の呼びかけ人の方々の挨拶。

そして、福島県から避難されている方のお話。

みなさんの発言はどれも素晴らしかったが、長崎の牟田純子さんのお話は特に心に残るものだった。
「原発問題に関心を持つようになったのは、藤田雄幸さんから原発労働者の話を聞いてから。自分の祖母は原爆で亡くなっていて、核の問題には敏感だったのに原発労働者のことを考えたことがなかった。原発では、私たちは加害者なのだ。」

そうなのだと頷かざるを得なかった。

辺りを見回すと、公園内は人でいっぱい。
主催者からは、参加者が1万人を超えたとのこと、場内カンパも70万円を超えているとの発表があった。

集会終了後、3つのコースに分かれて天神までのデモ行進に出発した。





4時間立ちっぱなしのあと1時間のデモはかなり堪えたけれど、心地よい疲れだった。

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