原発事故避難者mikoさんの証言 the testimony of a Fukushima Evacuee
昨夜は、mikoさんの証言動画をUPしたところで、どうにも体がだるくて寝てしまった。
急に寒くなったためか、私の周りには風邪でダウンした友人や風邪気味の友人が多く、「ひょっとして私も風邪を引いたかな?」と用心して早めの対策を取ったのだ。
この動画で証言されているmikoさんは先日、福岡舞鶴公園で行なわれた「さよなら原発 九州・沖縄集会」で発言をされた方だ。
福島県いわき市から北九州に避難、子どもたちと家族と離れ避難生活をされている。
昨年、佐世保で行なわれた「北九州の瓦礫処理問題」の講演会に来られてお話をして下さったと記憶している。(間違っていたらごめんなさい。近頃は記憶もあやふやで、自分の年齢を意識せざるを得ない。)
mikoさんの夫は、市の職員で市民たちに行政側から安全だと宣伝して回っていた。
しかし、彼女は疑問だった。学校給食は「地産地消」で地元産の食材が使われ、飲み水も水道水。それで、子どもに水筒を持たせたら学校から親への指導が行なわれた。弁当を持たせたら、子どもへのいじめが始まり、子どもは学校へ行かなくなった。
「 このままではだめだ!」と彼女は子どもと北九州へ避難。
とにかく疑問だったのは「市の職員、学校の教師が子どもを守ろうと全くしていなかった」ことだという。
彼女と夫には、甲状腺異常の診断があり、息子には、5ミリの嚢胞があった。
セシウム、ストロンチウムモニタリング結果の情報開示請求には、「住民を混乱させる」とヨウ素、セシウムの情報のみを見せられた。
毎日続く、下痢、鼻血、口内炎、自分たちにも、友人知人たちにも起こっていた。
………このmikoさんの証言を取材し、動画として流しているのは外国の人たちである。
日本で福島に住む普通の人たちの声は取材もされず、流されもしない。
また、彼女のように声を上げる者を村八分にするような状況も生まれている。
どうして、こうなったのか?
ますます、見えない・聞こえない・言えない社会になっていく。