西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

自衛艦ソマリア沖へ

2013-04-09 20:14:21 | 反戦・平和
今朝の前畑岸壁は、海から風が吹きつけ湾内は肌寒かった。

午前10時に護衛艦「あけぼの」が、ソマリア沖の海賊から日本の船を守るため、つまり国益を守るために佐世保から出港して行った。



2009年に成立した、この海賊対処法による自衛隊の海外派遣は、もう15次にもなる。
佐世保からは、昨年12月にやはり護衛艦の「きりさめ」が出港して以来のことだ。

海賊対処法は、テロ対策特別措置法のように期限付きの法律ではないし、海外に派遣するのに国会の承認もいらない。
…ということは、無期限に、簡単に、武力を持って、外国に出て行けるということだ。

憲法9条を守り、戦争しないことを国是としたはずの国で、戦争をするための足固めが着々と進んでいる。怖いことだ。



集会の中で挨拶に立ったYさんは、サッチャー元英国首相の死去を報じるマスコミが、フォークランド紛争の映像を流し、英国の領土を守った人物だとコメントしたことに危機を感じると話されたが、その通りだと思える。

マスコミは、「竹島・尖閣問題など、近隣諸国との領土争いが激化したら戦争をしてもいいのだ」と私たちを煽り、洗脳しているのではないか?

「あけぼの」は、風が強く白波が立つ荒れた海を出港して行った。


夜は、「反核座り込み」へ。



寒かったからなのだろう、参加者は35人と少なかったが、毛布を膝にかけて1時間の座り込みをおこなった。

この座り込みの参加者も半分以上が高齢者。

これからどうなっていくのか…。 暗澹たる思いにかられる…。






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