日本一の「日の丸行進」

２月11日は「建国記念の日」。

佐世保では、この日、「日の丸行進」が行なわれている。

ありとあらゆる佐世保の団体に声をかけ、大勢の人たちを集めて日の丸の小旗を振りながら八幡神社まで行進するのだ。



毎年、町内会にも声がかかり老人会の役員を中心に数名の人が参加しているようだ。

3年程前には、私も偵察（？）に行ってみたが、そのときは佐世保川沿いの佐世保公園が集合場所だった。
とにかく、すごい人数が集まっていて、翌日の新聞で参加者1万人と報じられてびっくりした経験がある。
そのすごい人数が、アメリカのアルバカーキー市との友好姉妹都市を記念して架けられたアルバカーキー橋を渡って、八幡神社に向かうのだ。

今年は、集合場所が島瀬公園になっている。



夫が、「日の丸行進見てくるからデジカメを貸して。」と言う。

私なんかよりずっと早くからパソコンを使い、インターネットをやり、ワープロの文字打ちはあっという間に済ませるのに、周辺機器の使い方はからきしだめ。

それで、デジカメの使い方を一から説明しなくてはならない。
何とか使い方を教え、送り出した。

お昼に戻った夫は「今年も参加者は多かったよ。だけど老人が多かったな～。」と話す。
市内の団体から人をかき集めて、いったいいつまでこんな行進を続けるのか？
そして、何も思わずに参加する人たちにも疑問を感じる。

我が町内の元県知事で現参議院議員の先生も、先頭に立って参加されていたとか…。




夫が偵察に行った間、私は近くの土手でふきのとうを摘んだ。
数年前には、早く摘みに行かないとすぐ無くなってしまっていたが、近頃は誰も摘らないらしい。
春の息吹が感じられる若々しいグリーンのふきのとうは、まだまだ沢山顔を出していた。



夕食は「ふきのとうの天ぷらと蕗みそ」。

1年ぶりのふきのとうの天ぷらは本当に美味しかった。