西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

反核座り込み308回目に

2015-02-09 20:43:33 | 反戦・平和
足先から冷たさが伝わってくるような寒い一日。

今日は308回目の「反核座り込み」だった。



1989年7月9日から始まった「核実験に抗議する佐世保市民の会」の座り込みは、世話人の高齢化もあって、昨年4月から佐世保地区労同組合会議に世話人をお願いした。



佐世保地区労は、2003年12月9日に小泉内閣がイラク特措法を閣議決定したときこの座り込みに合流して以来、毎月9日に座り込みを続けられるようになった。

市の中心商店街の傍にある島瀬公園で行っているが、毎月の公園使用の許可申請も、高齢化に伴って、私たちにとってはかなりの負担になってきていた。



そこで世話人の交代を地区労にお願いしたと言うわけだった。

長崎の被爆者で元小学校教諭の山川剛さんが、1974年に長崎市の爆心地で座り込まれたのが反核座り込みの最初の火となった。

山川さんは、転勤するたびに県内の各地で座り込みを続けられ、10を超える団体が反核座り込みをやるようになったのだ。

戦争を体験した人、体験とまでは行かないが戦争を覚えている人、そして私のように戦後民主主義の中で育ってきたものにとっては、今の日本の政権が戦争へと傾いて行っているようで、とても危うく感じている。

どんなことがあっても国は戦争をしてはならない。

若者たちを殺してはならない。

他国の人々を殺させてはならない。

そう強く思いながら、1時間の座り込みを終えた。


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