西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

原子力潜水艦パサディナ入港

2015-03-06 14:03:26 | 反戦・平和
アメリカの攻撃型原子力潜水艦パサディナが、午前9時30分佐世保港に入港し赤崎岸壁に接岸した。



1月9日に入港したオリンピアについで、今年2度目の米原潜寄港で通算352回目の寄港となる。

午後12時30分から対岸の前畑岸壁で原潜寄港に抗議する集会が行なわれた。



前畑岸壁までは我家から歩いて30分ほど。
前畑には米軍の弾薬庫があり、他には小さな造船所や飼料を作っている工場や食肉センターなどがあるが、バスは一日に数本通っているだけだ。
抗議集会に参加するためには、とにかく歩いて行かなければならない。

右手に海上自衛隊の基地や米軍基地を見ながら歩く。

出がけのニュースで、原潜寄港は今年3回目だと報じられていたけれど、私の記憶では2回目である。
近ころ記憶もあやふやで忘れることも多いので、基地問題に詳しいリムピースのSさんに聞かなければと、前畑に着くとすぐに聞きに行った。

Sさんも「今年に入って2度目の寄港だよ。マスコミが間違っているんじゃない。」とのことだったが、どうにも引っかかって帰ってからリムピースのHPを開いた。

すると1月12日に原潜ルイ・ビルが港内で数時間留まっているのだ。
だから、この寄港をカウントすれば3回で、しなければ2回ということになるのだ…。

いつも私のデジカメで原潜を写しても、倍率が高くない小型のカメラではどこに原潜がいるのやらわからない。
そこで今日は、娘の一眼レフを借りて写したので、原潜もはっきりと写すことができた。



それにしても原子力潜水艦が接岸している赤崎岸壁のすぐ上には民家がある。

原潜は初寄港以来、ずっと港内の1号ブイ近くに停泊していたのに、90年代から赤崎岸壁に接岸するようになったのだ。

こんな近くに小型原子炉を搭載した潜水艦がいるなんて、近くの住民の方がたは不安に違いない。


※元衆議院議員の今川正美さんから、原子力潜水艦の寄港回数は接岸しない一時寄港であっても
カウントすると教えていただきました。
正しくは、今年に入っての原子力潜水艦の寄港回数は3回、通算353回となります。




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