西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付け替え道路工事再開14日目

2016-08-18 19:35:27 | 石木ダム
午前9時15分、ダム事務所前にいる支援者から「今日は、応援の職員は来ていない。業者はいつもの3社がきているが、事務所2階の会議室で話し合い。」との連絡が入る。

お盆前も本庁の河川課からの応援があっていたし、昨日は佐世保の県北振興局からも応援が来ていた。

職員の応援がないということは、今日はゲート前にやって来ないかもしれない。


長崎からは、6名もの支援者の方が駆けつけてくださった。



初めて来られた方が、「素晴らしいところですね。こんなところにダム建設だなんて考えられませんね。」と話される。

そうなのだ。初めて来られた方のほとんどが「こんなところにダム建設だなんて!」と発言される。

20年前、私も初めて「こうばる」を訪れたとき同じセリフを言ったのだった。



日差しは強く相変わらず暑いが、ゲート前を吹き抜ける風が気持ちいい。

座り込んでいる私たちのところへ、木場のNさんがハイビスカスに似た花を持ってきてくださった。



聞けばオクラの花だが、「花オクラ」と言って実はつかず花を食べるのだという。珍しいので私も一ついただいた。


11時になり、もうダム事務所からはやって来ないだろうとのことで、私は石木川沿いを歩いてみた。

M採石場前の川のそばには柿の木があって、今年も沢山の実をつけている。



9月になったら色づき始めるのだろう。楽しみだ。

ダム小屋の横の柿の木にも沢山の実がなっている。こちらも楽しみだ。






毎日の闘いに追われ季節感など無くしていたが、こうばるの風景は、秋がそこまで来ていることを感じさせてくれる。