西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

シルバーウィーク明けのゲート前

2015-09-24 19:39:31 | 石木ダム
9月19日から23日までのシルバーウィーク期間中は、石木ダムの付替え道路工事もお休みとなっていた。

今日から再開されるということで、早朝から「こうばる」へと出掛けた。



昨日、雨が降ったからなのか今朝のこうばるは白い霧につつまれている。



メインゲート前から現場へ目をやると、もう白いススキがゆれていて、こうばるはすっかり秋の気配だ。




9時18分、ダム事務所所長を先頭に県職員、業者、ガードマンが現場にやってきた。

5日間も休みだったからか、みんな張り切っているようだ。

「妨害行為はやめて下さい。」「横断幕も妨害ですよ。」ゲート前にいるだけでも妨害だし、横断幕を持って立っているのも妨害行為、県に言わせると私たちがゲート前で何かやることはすべてが妨害行為なのだ。



でも、私たちは業者を現場に入れないこと、工事を少しでも遅らせることを目的としている。

石木ダムは、まだ、何一つ出来ていないのだ。
ただ、5年前に工事を中断したために、また伸びた雑木林や草を伐採したに過ぎない。





それも全部が終わったわけではない。

まだまだこれからが正念場なのだ。

今朝は、県職員・業者を追い返すことに成功した。




石木川の河原には彼岸花が咲き、クロアゲハが飛び回っていた。



秋の味覚である栗をバケツいっぱいに持って来られたり、あけびを貰ったり、ここ「こうばる」ならではの季節感を私たち支援者も存分に味わっている。





いつまでもこの美しい風景を残したい。