西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

原潜ヒューストンが入港

2015-09-10 19:29:26 | 反戦・平和
9月1日から寄港していた米原潜ハンプトンが一昨日出て行ったと思ったら、また、原潜ヒューストンが入港してきた。



アメリカの原子力潜水艦の入港は、今年11回目、1964年に始めて佐世保港に入港したシードラゴンから数えて361回目の寄港となる。

このヒューストンは2006年から2年以上にわたって放射能を含んだ冷却水を流しながら航行し、2008年の定期点検で放射能漏れが発見されるというお粗末な原潜なのだ。

放射能を漏らしながら、その間5回も佐世保へ寄港している。


米原潜の放射能漏れ事故は、佐世保で起きたソードフィッシュの事故が有名(?)だが、その他にもこのように事故は起きているのだ。


佐世保地区労主催の抗議集会が、前畑岸壁で行なわれたので参加してきた。



佐世保港には、いつものように軍艦がひしめいている。



対面の赤崎岸壁に停泊しているヒューストンは、光の加減なのか、いつもの黒いボディではなく白っぽい色をしている。


「戦争法案」が国会で成立するかもしれない瀬戸際の時期に、米原潜の出入港が繰り返されることに怒りが湧いてくる。


アメリカを応援しアメリカと一緒に戦うなんて思ったら大間違いだぞ!

原潜は出て行け! 基地を撤去せよ! 安保条約を破棄しろ!



参加者の皆さんと一緒に抗議の声を上げた。

沖縄のみなさんのことを思いながら…。